本日、東海地方が梅雨明けしましたが・・・
本日、名古屋気象台が東海地方の梅雨明けを宣言して、平年より12日、昨年よりも6日早い梅雨明けとなりました。当地の予報では、今週末から週明けにかけて、連日33、34℃の高温が予想され、一気に真夏の天気となりそうです。梅雨明けは喜ばしい限りですが、一方で梅雨末期の豪雨で広い範囲で大きな被害が出ています。
未曽有の大雨が降った西日本では、平成になって最悪の豪雨災害となっていますが、未だ被害の全容は明らかになっておらず、日を追う毎に犠牲者の数が膨らんでおり、最終的には200人に迫るのではないかと懸念されます。
それにしても政府が非常災害対策本部を立ち上げたのは8日(日曜日)の午前8時ですが、5日の時点で気象庁は東日本と西日本に記録的な大雨が降る恐れがあると発表し、6日午後5時10分の段階で実際に福岡、佐賀、長崎県の各県に大雨特別警報を発令し、被害が出ています。更に大きな被害を出した岡山県倉敷市一帯に大雨特別警報が出されたのは6日の午後10時40分でした。
その間、この問題に関して官邸は全くの放置状態で、今になって「救命・救助、避難は時間との闘い」などと言い出しましたが、あまりに遅すぎる対応で、もっと早く動いていれば被災地の行政や住民の対応も違ったものとなり、被害も抑えられたのではないかと思われてなりません。
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