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2018年7月 4日 (水)

タイの洞窟で不明の13人が生存

W杯のベルギー戦で日本中が沸く少し前、タイの洞窟で行方不明になっていた少年ら13人が、救助隊によって10日ぶりに発見されました。発見場所は入り口から5Kmも入った地点で、少年たちは大きな岩上の上に固まっていたと言うことです。

救助隊は英国の潜水部隊の隊員たちだったようですが、タイ政府は少年たちに潜水の訓練を受けさせた上で、潜水をさせながら救助する意向だということです。

一報を見た時は正直信じられませんでした。行方不明から10日も経ち、何の手掛かりも得られていなかったからです。タイは現在雨季で、大量の雨が降って増水した水が洞窟に流れ込んで通路を水没させています。タイの大雨ではかつて、日本企業の入った工業団地が水没して大きな被害が出たこともありました。一般的に遭難した場合、体温が確保できて飲料水があれば、相当期間生存は可能と考えられています。しかし、確実に救助が行われるなどの見通しが得られない場合には、絶望した人から生命力が失われていくと言われています。

今回、水に閉ざされた洞窟の奥で、救助を信じて絶望しなかったことが生存につながったのではないかと思いますが、それでも真っ暗な闇の中で10日間を生き抜いたのは大変なことだと思います。救出には多くの困難が立ちふさがっていますので、楽観はできませんが、現在はサポート隊が付き添って食料なども届いているようなので、無事救出されることを待ちたいと思います。

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