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2018年8月13日 (月)

呆れた警察

大阪府の富田林警察所から30歳の容疑者の男が逃走した事件ですが、詳細が判るにつれてどうしようもない実態が明らかになりました。

昨夜弁護士の接見のために接見室に連れてこられた容疑者は、接見終了後もなんの監視も受けずに接見室に留まり、仕切りのアクリル板を壊して弁護士が退出したドアから逃走したようです。弁護士の接見には警察官の立ち合いが認められないため、接見室には容疑者と弁護士の二人だけの状態となっていました。弁護士には、接見終了時に警官に声をかけるように依頼していたと言うことですが、何故か弁護士は終了したことを告げずに黙って警察を後にしていました。

普通に考えれば、接見室に警察官がいないので、接見が終了したことが警察に伝わらないと思いそうなものですが、この弁護士はそんなことは露ほども感じなかったようです。また、富田林署では接見室のドアが開いた時にブザーがなる装置が設置されていましたが、弁護士が通知してくれるからと電池が抜かれていたために、全く用をなしていませんでした。

結局、警察が容疑者の逃走に気付いたのは、接見が終了してから2時間近く経った午後9時45分頃であり、周辺の民家への通報は翌朝になってからと言う失態振りです。その間、留置場の監視員は容疑者が戻っていないことを把握していなければならないのに、全くのノーマークだったのは責任の放棄に等しい無責任ぶりです。

この春、西日本では愛媛県の刑務所から受刑者が逃走し、連日大掛かりな捜索が続いた騒ぎがあったばかりですが、富田林署には緊張感と言うものが全くないようです。愛媛の事件では逃走した受刑者が次々と窃盗を重ねましたが、今回の容疑者も犯罪を引き起こす可能性は十分あります。そのことを考えれば一刻も早く地域に周知して、安全に配慮すべきでしたが、失態を知られたくなかったかのような後手後手振りです。

富田林警察署は、容疑者がこれ以上の犯罪を重ねる前に身柄を確保しなければなりませんが、今回の事件の問題点の洗い出しと再発防止についても不眠不休で取り組まなければなりません。

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