浜松城発掘調査 その7
前回発掘現場を訪ねた時は、シートで覆われて見学することができませんでした。今日は仕事が休みでしたので、気になっていた浜松城の発掘現場に行って来ました。
天守門南側のトレンチです。今日は、午後から視察の予定が入っているとのことで、トレンチのシートは外されていました。
気になっていた、東側の石垣の屈曲点はどうやら明らかになりつつあるようです。
埋み門南側の石垣です。他の部分よりも石垣の幅が広くなっており、どうやら石垣の形状に合わせた構造物が建てられていた可能性がありそうです。鉄筋コンクリート製の天守が建てられる以前には、天守曲輪にトロッコ電車の線路が設置されていましたので、その当時の名残りか、地中からはコンクリート片が見つかっていました。
今回の発掘については、現段階で浜松市からの正式な発表はありません。私の目撃情報と想像を図にするとこんな具合になりますが、あくまでも想像の産物です。
(図は浜松市文化財デジタルアーカイブの浜松城天守曲輪実測図を使用しています)
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