浜松城発掘調査 その4
本日は浜松城天守曲輪の2回目の公開発掘日でしたので、前回からの進展が知りたくて、またまた登城して来ました。
早速現場を覗くと前回あった石の類は取り除かれ、大量の瓦が露出していました。瓦の向こうには、石垣の延長された部分が確認されていました。作業を見学していたら、この現場からかなり状態の良い巴瓦が見つかりました。
これだけ状態の良い巴瓦は初めてです。出土位置から見て、比較的新しい時代のものの可能性も考えられます。
もう一つの現場からは、櫓の基礎部分と見られる石の列が見つかっていました。ここが櫓の北端であると考えられます。更に右側の部分を発掘して基礎が続いていることを確認するようです。
こちらが1月の発掘で見つかったものですが、部位が違うのかも知れませんが今回のものと若干意匠が違うように思われます。
次回の公開発掘日は来月ですが、櫓の存在について、かなり明白になっているものと思われます。
| 固定リンク
コメント