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2018年10月27日 (土)

洋上風力発電に風吹かず

政府が福島県沖の洋上に設置した大規模風力発電の実証実験設備3基の内、最大の風車を機器の不具合で稼働率が低く、採算が見込めないことから撤去する方針であることが判りました。撤去されるのは風車の直径が167メートル、出力7000Kwの世界最大級の設備で、建設費は152億円でした。

設備の稼働状況は、直径167メートルのものが昨年7月からの1年間で3.7%、直径126メートル出力5000Kwのものが18.5%、直径80メートルで出力2000Kwのものが32.9%となっています。一般的に、採算ラインは稼働率30%以上とされていますので、合格点がつけられるのは80メートルのものだけです。

風力発電は風車の回転を変速機を介して発電機に伝えて発電しますが、風車の直径が大きくなるにつれ、機構が複雑化して最後まで技術的な問題が解決できなかったようです。結論から言えば、無理して大型化するよりも、小さなタイプを効率よく運用した方が、発電効率が高くなると言うことのようです。では、この実証実験が失敗だったのかと言えば、このような結果が得られたことは、やってみて初めて判ったことなので、十分意義があったと考えます。この結果を次の計画に生かすことで、新しい技術は次の段階に進むことができるのではないでしょうか。

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浜岡原発周辺に設置されている風力発電です。

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