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2018年11月10日 (土)

ゆるキャラグランプリ組織票騒動

「ひこにゃん」や「くまモン」など自治体発のご当地キャラクター、いわゆるゆるキャラが各地で活躍しています。そのゆるキャラのランキングを競うゆるキャラグランプリが毎年開催されていますが、過熱ぶりが話題になっています。

現在話題となっているのは四日市市の「こにゅうどうくん」です。報道によれば、昨年は4位に終わったことで四日市市が市職員を動員、およそ2万ものフリーメールアドレスを使って投票用IDを取得、業務時間内に投票活動を行っていると言うものです。

こうした動きは他都市でも同様のようで、「ジャー坊」で首位を争っている福岡県大牟田市も市が1万のIDを取得して同様の活動を行っていると言うものです。こうした投票は本来全国の賛同者が自発的に投票して競うものだと思いますが、主催者は地域の活性化につながるものであればと、多めに見ているようです。

私の地元の浜松市も、かつて程度の差はありますが同様の行動をして「家康君」で1位を獲得しましたが、それで全国区になれたかと言えば、とても「ひこにゃん」や「くまモン」の域には達していません。上げ底の投票で順位を上げたとしても、全国のファンに受け入れられなければ人気は定着しません。無理に順位を上げることよりも、いかに全国に発信するかに力を入れるべきではないかと思います。

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それぞれのゆるキャラも今回の騒動で知名度は上がったかもしれませんが、ファンが増えたのかは疑問です。

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