スバルが検査不正を公表後も継続
スバルがブレーキ検査の不正を公表後も10月26日までこの状態が続いていたとして、新たに10万台をリコールの対象として経産省に届け出る意向であることを5日になって公表しました。
スバルは2017年11月に無資格の検査員が出荷検査を行っていたとして39万台をリコールしましたが、今年の2月になって2017年12月15まで不適切な教育を受けた検査員が検査を行っていたことが判明したとして2万7000台を追加しました。そして10月には対象が17年12月14日から29日までの出荷分に拡大したとして更に追加リコールしていました。
今回のリコールはこの問題で4回目となる訳ですが、本来不祥事は徹底的に洗い出して改善策を講じるものですが、こうも五月雨的に出て来ると、本当にこれが最後かと、ついつい疑いたくなってしまいます。しかも、2月に追加リコールした後も10月まで異常な状態が継続したことは深刻です。
スバルも流石に営業面への波及を覚悟しているようですが、失った信頼を取り戻すのは、大変な努力が必要です。身から出た錆、と言ってしまえばそれまでですが、イバラの道を進むしかありません。
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