« ガラケーからスマホに変更を決意 | トップページ | あおり運転が去年より倍増 »

2018年12月 2日 (日)

アサリ激減に歯止めか

全国的にアサリの水揚げが減少しています。浜名湖でも遠浅となった砂浜での潮干狩りが楽しめましたが、ここ2年ほどは数量が落ち込んで潮干狩りは中止となってしまいました。そんな中、本日の中日新聞が、アサリ復活の記事を掲載していました。

記事によれば、愛知県水産試験場(同県蒲郡市)が同県豊田市の矢作ダムに堆積した石や砂を、蒲郡市沿岸の三河湾の干潟の20m2の試験区に、それぞれ14センチ、28センチ、41センチに分けて敷き、2015年10月からアサリの生息数や成長度を調べました。

すると、試験区以外では18年7月の調査で1平方メートル当たり24個しか確認できなかったのに対し、試験区内の14センチでは32個、28センチでは776個、41センチでは1万800個が確認されたと言うことです。しかも41センチの区画では市場に出荷可能な25ミリ以上の固体が多数確認でき、好漁場の天然の干潟と同様の生育状況となっていることが確認されました。

似たような砂を敷く取り組みは既に2000年代初頭に熊本県で行われ、好結果を得ています。ダムの堆砂は厄介物で、そのままにしておけば徐々に貯水機能が失われてしまいます。浚渫した砂の有効利用として、干潟に散布すればアサリの資源回復が図られ、一石二鳥です。早急に実用化に漕ぎ着けることが期待されます。

|

« ガラケーからスマホに変更を決意 | トップページ | あおり運転が去年より倍増 »

コメント

瀬戸内海ではナルトビエイによる食害でアサリが激減しています。
網で捕獲次第処分しているようですが、なかなか成果にはつながりません。

記事にある事象は、本来海に流れ込む河川から土砂が流入して補完されるものなのでしょうね。

でも、ダムの土砂に粘土が多かったりしたら逆にアサリが窒息したりしないのでしょうか?

投稿: 山奥 | 2018年12月 3日 (月) 00時00分

山奥さん、コメントありがとうございます。

浜名湖は外海と通じていますので潮の満ち引きがありますが、波もなく穏やかなので幼い頃から潮干狩りを楽しんでいました。最近は漁獲が減って稚貝を放流したりしているようですが減少に歯止めがかかりません。

原因は色々あるようですが、漁業権のない密漁者が大量に採取したり、水質の変化などもあるのかも知れません。また、ヒトデによる食害もあるようです。

堆砂の問題ですが、貝が好むのは細かな砂よりも小石混じりの粗いもののようです。ダムの堆砂は周辺の土質によって違うのだと思いますが、洗浄を加えることで粘度分は取り除けるのではないかと思います。

投稿: 雨辰 | 2018年12月 3日 (月) 09時17分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/171584/67443111

この記事へのトラックバック一覧です: アサリ激減に歯止めか:

« ガラケーからスマホに変更を決意 | トップページ | あおり運転が去年より倍増 »