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2019年1月 6日 (日)

中国が沖ノ鳥島周辺を無断調査

中国の海洋調査船が日本の最南端である沖ノ鳥島周辺のEEZ(排他的経済水域)内で無断で調査活動をしたとして、日本政府が2日までに中国政府に抗議しました。国連海洋法条約では、他国のEEZ内で調査活動をする際は相手国の事前同意を必要とすると定められています。

これに対し中国政府は、沖ノ鳥島の周辺海域で調査活動を行ったことを認めた上で、沖ノ鳥島は国連海洋法条約上の島ではないと主張し、中国外務省の陸慷報道局長は「日本は勝手に島と呼び、一方的にEEZと大陸棚を主張しているが、沖ノ鳥島は岩であり中国は島と認めたことはない」と語りました。

沖ノ鳥島は、小さいながらも最も潮が満ちた状態でも一部が海面上に顔を出しています。元々海底火山の噴火により、溶岩が海上に顔を出して出来た島なので、岩質がもろく、波に削られてしまう恐れがありました。そこで日本政府は、周囲に鉄製消波ブロックとコンクリート護岸、チタンネットを設置して島を保護する措置を取っています。中国や韓国は島が小さいことを理由に岩だとしてEEZの存在を認めようとしませんが、国連海洋法条約は岩を定義していません。なお、韓国が領有を主張する蘇岩礁は海面下の岩礁であり、中国が領有を主張している南シナ海の岩礁も満潮時には水没してしまうサンゴ礁の岩礁で、いくら人工的に砂を持って陸地化したとしても、当初から海面上に存在する沖ノ鳥島とは全く別のものです。

中国や韓国の主張は大きなブーメランになるのではないでしょうか。

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