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2019年2月28日 (木)

F-2戦闘機の墜落原因は操縦ミス

今月20日、山口県見島沖の日本海にF-2戦闘機が墜落した事故について、空自は事故はパイロットの操縦ミスが原因だった可能性が高いと発表し、合わせて中止していた訓練を再開するとしました。

発表によれば、事故機は空中戦を想定し、エンジン出力を絞って旋回しながら降下した後、上昇しようとして機首上げの操作をしましたが、この時エンジンを加速しなかったため失速して機体の安定を維持できず墜落に至ったと考えられると言うものです。

これは良くある墜落のパターンですが、速度が十分でないのに無理に機首を上げると翼は揚力を失って一気に失速します。十分に高度があれば一旦機首を下げて加速することで失速から脱出できるのでしょうが、慌ててしまい機首上げに拘ってしまったことや、下降操作により高度が下がってしまっていたので、機体を立て直す時間がなかったものと思われます。

F-2はこれまで墜落事故を起こしたことがなく、事故の直前まで異常を伝える緊急通信もなかったとのことでしたので、機体トラブルの可能性は低いと考えていましたが、事故原因が判明して何よりです。ただし、今回は後席に指導役のパイロットが教官として同乗しながらの事故でしたので、パイロットの技量の向上はもちろん、指導方法についての見直しが強く求められます。

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飛行開発実験団所属のF-2戦闘機です。

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