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2019年3月 2日 (土)

OH-1ヘリが飛行再開

陸自のOH-1観測ヘリは全機飛行停止となっていましたが、3月1日から飛行を再開すると発表されました。OH-1は川崎重工によって国産開発された機体ですが、2015年12月にエンジンに不具合が発生したため、全機が飛行停止の措置が取られていました。

Oh1_2

OH-1観測ヘリコプターです。

エンジンの不具合はタービンブレードに原因があったことが判明し、対策をした部品に交換して異常がないことが確認されたため、飛行再開となったものです。

観測ヘリと言うのは長距離砲や迫撃砲を発射した場合、着弾地点を監視して攻撃の成果を確認したり、目標位置の修正を行うための観測を行うヘリコプターです。OH-1は前任機種のOH-6を更新する目的で開発されましたが、本当は攻撃ヘリの国産化の意図があり、航空機の国内開発を米国の横槍によってつぶされないために、敢えて観測ヘリと開発されたとの説があります。そのためか、機体はまるで攻撃ヘリのような形状をしています。

Oh1

ところが、攻撃ヘリ開発の夢は国産汎用ヘリの官製談合事件が摘発されてあえなく頓挫してしまい、OH-1だけが取り残される結果となってしまいました。

P9280074r

攻撃ヘリについては、歩兵の携帯ミサイルの進歩によって脆弱性が顕著になったことから、一部に不要論もありますが、車両よりも高速であることや、上空からの攻撃が可能なこと、小型の対艦ミサイルの装備が可能なので、ミッションの幅が広がることや、相手の攻撃ヘリに対する対抗手段であることなど現時点では有効な装備と考えられますので、できれば国産化して欲しいところではあります。

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コメント

三菱重工が開発したエンジンですよね。 
良い機体なのにエンジンが悪いために飛べなくてかわいそう。

投稿: | 2019年5月28日 (火) 09時22分

>投稿: | 2019年5月28日 (火) 09時22分さん、コメントありがとうございます。

TS1の不具合については具体的な事柄が伝えられていませんので、良く判りません。ただ、MHIはロケットエンジンも手掛けていますし、他のターボファンエンジンのタービンも担当していますので、技術開発能力的には問題ないと思っています。

但し、ターボシャフトエンジンに関しては、量産の機会に恵まれていないので、未知の領域があるのかも知れません。何にしても国産の機体にもっとチャンスを与えるべきと思っています。

投稿: 雨辰 | 2019年5月28日 (火) 19時46分

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