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2019年3月 7日 (木)

コマツが装甲車両事業から撤退

防衛省に装輪式(タイヤ走行)装甲車を納入していたコマツが装甲車両の製造から撤退することが明らかになりました。コマツについては次期装輪式装甲車の試作車が、防衛省での試験の結果、仕様を満たしていないとして昨年不合格になっており、売り上げに占める割合の低い装甲車両事業からの撤退は必至と見られていました。

コマツは建設用車両などの製造を行っており、その技術を生かして96式装輪装甲車や軽装甲機動車を製造しており、その後継車両の最有力メーカーと見られていました。但し、装甲車両については、単なる走行能力だけでなく、耐弾性能も求められますので、そのような試験や開発能力についてはノウハウの不足を指摘する声もありました。

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浜松基地内をパトロール中の軽装甲機動車です。軽装甲機動車は陸自だけでなく、空自でも使用されており、合わせて1900両以上が生産されています。

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イラクにも派遣された96式装輪装甲車です。 (出典:防衛省)

心配される次期装輪装甲車ですが、来期予算で三菱重工に試験車両が21億円で発注されることになっています。この試験車用は16式機動戦闘車のパーツを流用するなどして、三菱が自費開発したものですが、三菱は歴代の戦車や装軌式の装甲車の開発経験がありますので、大きな問題は出ないのではないかと思われます。

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8輪式の16式機動戦闘車です。 (出典:防衛省)

次期装輪装甲車はこの車体をベースに、乗員のスペースを確保したものになっていると予想されます。

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