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2019年3月10日 (日)

那須茶臼岳雪崩事故で3教員を書類送検

8日、栃木県警は平成9年3月、登山講習中に高校山岳部員ら8人が死亡した雪崩事故で、講習責任者の教諭3名を業務上過失致死傷の疑いで書類送検しました。前夜から新たな積雪で雪崩の危険が高まっていたのにもかかわらず、雪崩の発生を考慮せず、漫然と雪上歩行訓練を実施することを決定した判断に過失があり、事故につながったと判断したものです。

この講習会は栃木県高体連の山岳部長である猪瀬教諭が中心となって企画、引率して行われました。現場では2010年にも登山講習会中に雪崩が発生し、参加者が雪崩に埋もれる事態となっていましたが、その教訓は全く生かされないものでした。

当初の計画では車道を使って茶臼岳に登山する予定でしたが、悪天候を考慮して雪上歩行訓練に切り替えたものでしたが、30cm以上の新雪があったにもかかわらず、地形が全く考慮されず、雪崩事故に有効なシャベルの類も携行していませんでした。また、登山グループは無線機や携帯電話を携行していたにもかかわらず、事故の一報は一時間近く経ってから引率の教師が下山して伝えると言う体たらくで、講習会の体をなしていませんでした。

猪瀬氏は事故後の会見で、「経験則から雪崩は無いと考えた」「絶対安全と判断した」と語っていましたが、指導者としての資質に欠けるとしか言いようのない耳を疑う認識でした。このような悲惨な事故を繰り返さないためにも、関係者の責任についてしっかり追及して欲しいと願わずにはいられません。

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