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2019年3月26日 (火)

民放連がAM放送の廃止を要請

ラジオ放送は元々AM放送が主体でしたが、音質の良さやステレオ放送ができるメリットからFM放送が行われるようになり、音楽放送を楽しむリスナーに愛用されています。また、都市部では難視聴対策として、地デジ化によって空いた周波数を使い、AM放送と同じ内容の放送を行うワイドFMと呼ばれる補完放送が行われています。このような中、民放連が設備の更新に多額の費用がかかるとしてAM放送の廃止を要望していると報道されました。


これには正直驚きました。放送は運営に費用が掛かりますから、受信料や広告費用によって賄われています。ですから、運用の費用を削減したいとするのは企業として当然の行為です。しかし、放送には公共性がありますので、広く聴取者に届けることが必要です。FM放送は、使用している周波数が高いため直進性が強く、山の陰などでは電波が届きにくくなります。私が住んでいる静岡県西部の場合、お隣の愛知県のAM放送を聞くことはできますが、県境付近に標高300mほどの湖西連峰があるためFM放送を聞くことができません。


現在NHKの方針が明らかにされていませんが、NHKはAM体制を維持するのではないかと思います。仮に、民放のAM放送が廃止されてしまった場合、放送エリアが現行よりも狭くなることが予想されます。メインのサービスエリアはある程度確保されるのでしょうが、車載ラジオなどを利用する場合は、大変広い範囲で移動しますので、放送が寸断される可能性が高まることが予想されます。敢えて廃止に踏み切ったのには、それは止むを得ないとの判断に傾いたのではないかと思いますが、利便性を犠牲にしたサービスが受け入れられるかは疑問です。災害時の情報伝達手段としても有効なAM放送を打ち切るべきではないと考えます。

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