ホリエモンロケット打ち上げ成功
堀江貴文氏が役員を務めるベンチャー企業の「インターステラテクノロジズ」社は本日午前5時45分、北海道大樹町から自社開発のMOMO3号を打ち上げ、ロケットは高度113Kmに到達し、打ち上げは成功しました。MOMO3号は全長およそ10m、直径50cm、質量1150Kgで、エタノールを燃料、液体酸素を推進剤としています。機体の大きさは超小型衛星を打ち上げたJAXAのSS-520に近いものですが、MOMO3号は一段式のロケットのため、衛星の打ち上げ能力はありません。
但し、「インターステラテクノロジズ」社は、2023年までに超小型衛星の打ち上げを目指すとしていますので、計画通りに事が運べば、衛星打ち上げも夢ではありません。我が国最初の人工衛星は、東大航空宇宙研究所が1970年に打ち上げたラムダ4S5号機なので、今から50年近くも前のことです。10年ひと昔と言いますが、その間の技術の進歩は目を見張るものがありますので、民間のベンチャー企業と言えども侮れません。
民間では他にも、キヤノン電子が主体となって衛星の打ち上げを行う会社を発足しており、2021年の打ち上げを目指して和歌山県に射場を確保しています。
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