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2019年6月12日 (水)

50年振りに50MHzにカムバック

またまた無線の話です。私がアマチュア無線局を開局したのは高校2年生だった16歳の時でした。当時は50MHzの各種のトランシーバーが手軽な価格で発売されていて、多くのビギナーが50MHzで開局しており、私もその中の一人でした。50MHzはアンテナサイズが小さくて済み、そんなに費用をかけずに開局できたことや、電波状態が安定しているので落ち着いて周辺の局と交信できたこと、Eスポと呼ばれる電離層の変化があった時は、小さい出力でも遠距離の局と交信できることが人気の秘密でした。

Dsc_0050

私が当時使っていたのと同型の無線機です。

開局当時は、周囲が同じような年頃の連中ばかりでしたので、たちまち意気投合して、夜な夜な同じメンバーで長時間交信していました。しかし、高校卒業を迎えて、それぞれ別の進路を進むことになり、いつしか無線の世界から足が遠のいてしまいました。そして今日、実に50年振りに50MHzを送信できるちゃんとしたアンテナを建てることができ、さっそく受信してみると九州の局がキャッチできました。九州の南端、鹿児島県の指宿の局でした。

Photo_74

こちらから呼びかけると、どうやら届いたようで応答がありました。これまでの伊万里市よりも25Km遠方の局となります。50年振りに50MHzにカムバックして、いきなり九州南端の局と交信できたのは幸運と言うほかはありません。

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