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2019年6月30日 (日)

本日、日本が国際捕鯨委員会を脱退

本日、我が国がIWC(国際捕鯨委員会)を正式に脱退しました。昨年12月には脱退を通告していましたが、6か月の経過期間が終了したことから、正式に脱退が確定しました。これにより、IWCの制約によらず、7月1日から自国領海内とEEZ内で商業捕鯨を開始します。捕獲する頭数は、IWCが定めた計算方式によって生息数が減少しない範囲内に留めることになります。

IWCは元々加盟国の捕鯨頭数を調整し、資源の枯渇を防ぐ目的でしたが、近年は非捕鯨国が捕鯨国を非難する政治活動の場に変質して本来の目的を逸脱しており、我が国が加盟国の権利として認められている科学的根拠に基づく調査捕鯨さえも否定される有様でしたから、伝統的な食文化の継承の意味からも脱退は止むを得ないものと考えます。IWCは、先住民が行う伝統的な捕鯨を沿岸捕鯨として認めており、カナダやアラスカの先住民がシロクジラやホッキョククジラの捕獲を行っています。先住民の伝統的な文化を尊重しながら、その他の国の捕鯨文化を認めようとしないのは極めておかしな話で、多様な文化の存在を認めないのは自分たちの考えを押し付ける、極めて不適切な行為でしかありません。

再開される商業捕鯨に関しては、これまでの捕鯨中止期間が長かったことから消費者のクジラ離れが進んでいて、採算が取れないのではないかと懸念する向きもありますが、果たしてどのような展開となるのか、今後の推移が注目されます。始まってみないと判りませんが、供給が確保されれば、新たな需要の掘り起こしは可能ではないかと考えます。

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