浜松城二の丸跡発掘調査始まる
先日、もしかしたら延期かもと記事にしましたが、浜松城の二の丸の発掘調査が開始されたと今朝の中日新聞が報じています。実は水曜日に、仕事で現場の旧元城小学校前を車で走行したのですが、その時重機が配置されていたのとフェンスに飛散防止用のシートが設置されていましたので、もしかしたらとの予感がありました。
今年2月に撮影した元城小学校跡地です。
記事によれば、今回の発掘は重機を使った予備的なもので、全体をマスの目状に掘って、遺構の位置を確認するのが主目的のようです。二の丸は廃城後、民家として使用された後、小学校用地として使われましたが、その際盛り土されたようです。今回の発掘では表面の土を1mほど掘り下げ、江戸時代の地表面まで掘り下げる予定です。絵図によれば二の丸には御殿が築かれ、城主が居住したり、藩政を執り行う役所の役割を果たしていたことが判っており、絵図に沿った調査が行われる模様です。調査は来年1月までの予定で行われます。
浜松城復興天守に展示されている浜松城縄張りのジオラマです。
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