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2019年6月20日 (木)

収監予定者が刃物を持って逃走

昨日神奈川県で、傷害罪などで有罪が確定した男を収容しに検察の係官や警察官が男性宅を訪れましたが、男が刃物で抵抗し、逃走する事件が発生しました。男性は乗用車で逃走し、その後乗用車は厚木市内で発見されましたが、以前男は逃走を続けています。

信じられないような事件です。逃走している男は窃盗や傷害の罪で2月に刑が確定しましたが、事前に保釈されており、自宅に居住していました。これまで2度の出頭要請に応じなかったため、昨日は検察の事務官3名と警察官2名で収監に出向いていました。先日は大阪で警察官が襲われ、拳銃を奪われる事件が起きたばかりなのに、緊張感のなさに唖然とするばかりです。そもそも、素直に収監に応じなかった受刑者が簡単に応じるとは考えにくく、それなりの抵抗も予想するのが当然です。警察官2名が立ち会いながら、乗用車に乗り込むまで、何もできなかったのでは、警察官失格と言われても仕方ありません。

しかも、逃亡を公表したのが、事件発生から4時間後と言うから開いた口がふさがりません。刃物を持って逃走していることから、新たな犯罪に走る可能性もあり、早期の逮捕が望まれます。(今回の事件で新たに公務執行妨害、威力業務妨害、銃刀法違反などに問われるものと思われます。)

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コメント

検察に同行した警察官は、私服で拳銃を所持していなかったとのことです。但し、警棒は所持していたにもかかわらず、みすみす逃亡を許したのは、規律の緩み以外の何物でもありません。また、検察と警察の打ち合わせがどのようになされたのか、今後厳重に調査し、関係者の処分を行う必要がありそうです。

昨今は従来よりも仮釈放が認められるケースが増えていますが、今回のように粗暴犯など犯罪の形態によっては、再犯の恐れも十分ありますので、仮釈放の基準を再度明確化することが求められます。

投稿: 雨辰 | 2019年6月20日 (木) 20時32分

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