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2019年7月19日 (金)

京都アニメーションが放火で33名が死亡

耳を、目を疑う許せない事件ですが、昨日、京都市にある京都アニメーションのスタジオがガソリン40リットルを撒かれて放火され、33名が死亡、35名が負傷する大惨事となりました。目撃者の話から、さいたま市在住の容疑者の男は同社に一方的に強い憎しみを持ち、強固な殺意を持って犯行に及んだ模様です。数日前から容疑者の姿が目撃されており、ガソリン購入用の携行缶2個を用意するなど計画的な犯行は間違いありません。

同社は有名なアニメの制作会社で、被害者の多くは20代、30代の若者とされており、多数の若く有為なアニメーターの生命が、ゆがんだ殺意によって一瞬にして奪われたことに強い憤りを覚えます。容疑者の男は自身も重度の火傷を負い、治療を受けていますが、意識がなく重体と言うことです。警察は容疑者の氏名を公表していませんが、精神疾患など責任能力についての確認が取れていないためと思われます。しかし、事前に何回も現場を下見したり、大量のガソリンを購入して犯行に及んでいることから、責任能力は十分問えるものと考えます。

これだけの凄惨で重大な事件ですから、もし意識が回復するようでしたら、当然放火殺人罪で起訴されるものと思いますが、33名の命を一瞬にして奪い、多くの人に耐え難い恐怖と苦痛を与え、これからも相当数の人が火傷の後遺症に苦しむことになるであろうであることを思うと、単純に死刑が下されて良いものかと思います。もちろん、精神疾患や心神耗弱などを理由とした不起訴などはあり得ず、例え法の趣旨に反しているとしても現在の法体系が許す最高の刑罰が与えられることを強く望みたいと思います。

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