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2019年7月27日 (土)

コンビニ24時間営業

コンビニチェーンのセブンイレブンの24時間営業強制に対し、多くの加盟店が異を唱えていますが、営業時間は店主の裁量に任せるべきではないでしょうか。会社側の本音は今でも24時間営業の維持いあるようですが、ファミリーマートが実施したアンケート調査でも、半数が時短を希望する結果となりました。この結果に、ファミマの社長が「予想以上に高い数字で驚いた」と感想を述べましたが、未だにこんな認識でいられることに、こちらが驚いてしまいました。

既にファミレスなどで、24時間営業の見直しが進んでおり、深夜・早朝の時間帯に閉店する店舗が増えています。経営者的には24時間営業は、一つのセールスポイントなのでしょうが、採算面から見れば、人件費と売り上げのバランスから来客数の落ち込む時間帯に無理して営業する方がおかしな話です。しかも、そのマイナス分が店舗側に押し付けられるのですから、たまったものではありません。

私も車中泊の旅などでコンビニを利用しますが、事前に必要な物を購入しておけば、何が何でも深夜・早朝に買い物をする必要性は感じません。確かに、大きな街の繁華街の近くでは夜中でも客足が途切れないようですが、人口がさほど多くない地方では、真夜中にわざわざ買い物に出掛ける客は数えるほどですし、翌朝まで待てないほどの緊急性があるわけでもありません。また、24時間営業の弊害として、店舗の清掃がおろそかになると言った問題があります。これも一旦店を閉めて、入念な清掃を行い、従業員の休養に充てれば一石二鳥、三鳥の効果が得られます。統括会社の幻想はどうでもよい話なので、オーナーが、世の中の実情にあった店舗経営が行えるように配慮することこそが求められているのではないでしょうか。

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