驚愕の芸能人税金未納事件
お笑いコンビ、チュートリアルの徳井氏が、税務署から1億4000万円の法人税の申告漏れを指摘され、3400万円を追徴課税されたと報じられました。報道によれば、2018年3月期までの3年間の法人所得1億2000万円の未申告、2015年3月までの4年間に経費として計上した一部が該当せず、2000万円の所得隠しがあったとされた模様です。徳井氏は吉本興業の所属ですが、2009年に個人事務所を開設し、個人事務所を介して給料を受け取る形を取っていましたが、事務所設立以来、法人税を一度も期限内に納付したことがなかったと言うことで、過去2回の納付も税務当局の督促を受けてのものでした。毎年3月になると、納税に関するPRが流されますが、どのような思いで見聞きしていたのでしょうか。
芸能人の個人事務所の設立は節税が目的と見られ、その為、税理士の指導を受けて税務処理を行うのが一般的のようです。ましてや、忙しい芸能人であれば、納税関係の時間を捻出することも困難だったでしょう。そこで、通常は顧問税理士と毎月一回程度打ち合わせを持ち、税務処理を行うことが多いようです。彼は納税時期になって税理士に指摘を受けたと述べていますので、未納付騒ぎを2度も起こしながら、何の対応も取っていなかったようです。
また、もし税務処理が間に合わない場合は、最悪一定額を納税し、後日正確な金額に訂正して納税する方法もとれた筈ですが、それすらもしなかったのですから、納税の意思がなかったと見なされても仕方ありません。日々、テレビに出まくっていた男が、何年間も全く納税していなかったとは驚き以外の何物でもありません。源泉徴収で、いや応なしに税金を引かれるサラリーマンにしてみれば、とんでもない話です。既に番組やCMの差し替えが始まっていますが、モラルなき人間に対して、世間の冷たい風が吹くことになるのではないでしょうか。
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コメント
この人は、頼りなさそうな風貌をしていますが、とんでもない曲者です。本日伝えられたところでは、過去の未申告で、税務当局から納付額を告げられながら、期限内に納付ぜず、銀行預金の差し押さえを受けていたそうです。
善良な市民で、納税の義務を果たさず、差し押さえを受けた人の例を知りません。テレビに出演など、とんでもないことで、性根を入れ替えたことを、全国民に判る形で示さない限り、芸能界に復帰すべきではないと思います。
投稿: 雨辰 | 2019年10月26日 (土) 20時24分