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2019年10月17日 (木)

東京五輪マラソン札幌開催報道に仰天

東京オリンピックの準備が順調に進んでいますが、昨日になって驚きのニュースが入って来ました。IOCが、マラソン競技を暑さを避けて東京ではなく、札幌で実施する検討をしているとのことですが、事実上その線で動き出したと言うことでしょう。東京オリンピックについては、当初から開催時期が真夏であるために、野外競技の暑さが問題となっていました。このため、日中を避けて時間を繰り上げ、早朝に行うことで解決する手はずでした。選手の選考についても、本番の気候を考慮して暑さの中で行われました。ところが一転して札幌での開催となると、選考方法の妥当性が問われかねません。選手にしても、選考レースに合わせて、コンディションを調整したのに、今になって会場変更では、泣くに泣けません。

IOCが突然会場変更を打ち出したのには、先日ドーハで行われた国際陸上のマラソンで、暑さによって4割以上の選手が途中棄権したことが原因とされています。確かに、暑い東京で走るより、気温の低い札幌の方が条件としては好ましいでしょう。しかし、選手たちは東京開催を前提に、調整し、選考に臨んでいるのに、開催まで1年を切った今、会場を変更することは多くの選手に混乱を強いることになってしまいます。恐らく、札幌開催に向けて調整が進むのでしょうが、IOCのメンツありきではなく、アスリートファーストの観点で着地点が見いだされることを願って止みません。

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コメント

驚いたことに、札幌開催は上層部による決定事項のようです。先週の内にIOCと東京五輪組織委員会の森喜朗会長との間で合意に達していたと伝えられています。どうやら、肝心の東京都や日本陸連は蚊帳の外に置かれていたようですが、これだけの大問題に関して、あり得ない態度です。上意下達を地で行く暴挙だと思います。

投稿: 雨辰 | 2019年10月18日 (金) 08時13分

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