あおり運転に免許取り消しを検討中
最近、ドライブレコーダーの装着率が上がったせいか、あおり運転の事例がニュースになることが珍しくなくなってしまいました。以前からあったものが、記録化されることによって表面化したとも言えますが、これだけ話題になっているにもかかわらず、新たな事件が続いているのは、それだけこの種の事件が根深いと言うことかも知れません。しかし、東名高速の夫婦死亡事故など、痛ましい事故につながることもありますので、悪質ドライバーに対する厳罰化が望まれていますが、現行法では重大事故が起きない限り、危険運転致死傷罪に問えず、運転手に対するペナルテイが十分とは言えません。
そのような中、危険運転に対する厳罰化をと言う世論を受け、警察庁が危険なあおり運転をしたドライバーに対し、免許取り消しができるよう、制度の改正を検討していることが明らかになりました。報道によれば、年明けの通常国会に改正案を提出し、法改正にこぎつけたいとしています。あおり運転については現行法に規定がありませんが、悪質な車間距離不保持違反の検挙件数が、昨年1年で1万3000件もあったと言うことなので、いかに危険運転が横行しているかが、窺えます。厳罰化により少しでもあおり運転が減ることを期待したいと思います。
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