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2020年2月28日 (金)

沖縄県と初交信

昨日、沖縄県の局と初めて交信できました。これまでも、受信はできていたのですが、沖縄県は本土と遠く離れていることや、局数そのものが少ないので、これまで交信することができませんでした。また多くは出力6Wの設備を使っていた頃でしたので、他の強力な電波の局に押されて受信してもらえないと言った事情もありました。今回交信できたのは、沖縄本島の沖縄市の局で、直線で約1357km離れており、これまでの最長距離を更新しました。

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冬場は電離層の活動が弱く、朝受信した時は、7MHzの周波数帯の電波状況はあまり良くありませんでした。ところが、仕事から帰って無線機のスイッチを入れたところ、沖縄の局が聞こえました。いつもはライバル局が殺到して、相手をしてもらえないのですが、電波状況が悪いのが幸いしたのか、他の局の応答はないようです。そこで相手の局を呼んだところ、応答があり交信することができました。電波状況に恵まれたせいなのか、新しい無線機で、50Wにパワーアップした結果なのかは解りませんが、晴れて沖縄の局との交信ができてうれしい限りです。

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安倍暴走、小、中、高校の休校要請

昨晩、安倍首相は突然、来週月曜日から新学期まで全国の小、中、高校の休校を要請すると発表しましたが、あまりに唐突過ぎます。この時期、期末を迎えて学校現場では、多くのイベントが予定されており、相当の混乱が起きることを全く考慮していません。まず、喫緊では入学試験、高校の卒業式が控えていますが、月曜日からでは、とてもではありませんが対応のしようがありません。

また在校生についても、授業日数の不足、履行しなければならない授業が控えています。積み残しになった授業をどうするのか、現場では深刻な問題となりますが、文科省からは一切の指示、情報が伝達されていないようなので、首相の暴走、見切り発車であることは明らかです。安倍氏にしてみれば、俺は言うべきことは言ったと言うスタンスですが、国民を大混乱に落とし入れる方針を出しているのに、政府が全く責任を取ろうとしていないのは無責任極まりません。この方針によって児童・生徒の保護者や、保護者が勤務する事業所が就業・雇用の問題に直面することになりますが、厚労省からも何のアナウンスがありませんが、こちらも無責任としか言いようがありません。

感染の拡大防止は大切ですが、社会秩序の維持も大切です。単に学校を休校にすれば済む話では無い筈です。現在、医師からPCR検査を要請しても保健所の承諾が得られないケースが続発している模様です。この状態が改善されなければ、子供だけを家庭に閉じ込めておいても、感染の拡大を防ぐことはできません。もっとバランスを取った対策が求められるのではないかと考えます。

今回の首相発言は実質的に首相指示なのに、形の上では要請なので、そこを逆手に取り、各自治体の独自判断で地域に見合った対応をすることが求められるのではないでしょうか。

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2020年2月26日 (水)

オンライン端末で支払い

最近更新の頻度が落ちています。それぞれ事情はあるのですが、できるだけ更新したいと思っていますので、ご容赦ください。さて、昨日は初めてコンビニで電子決済を行いました。これまで、郵便局のATMを使って振り込みをしたことはありましたが、コンビニの端末を使ったのは初めてです。システム自体は以前からあったようですが、端末が設置されていたことも、今回利用するまで知りませんでした。

コンビニに設置された端末を利用できる利点は、窓口の時間の制約がないことと、利用料が無料であることです。今回の振込先は「日本アマチュア無線連盟」で振り込んだのは年会費7200円です。郵便振り込みの場合、窓口での振り込み手数料は203円になりますが、このシステムを使うことによって無料で振り込みができました。ただし、この決済を利用するには、相手側が対応している場合に限られますので、何にでも利用可能と言う訳には行かないようです。

昨今はスマホを利用した電子決済アプリが普及しており、先日もレジで目の前の人がキャッシュレスで支払いをしていました。現在は消費税増税の補填措置として一定額のキャッシュバックが行われていますが、どうも運用面の不安が拭えませんが、この端末を利用する方法はセキュリティが高いように感じましたので、今後も機会があれば利用しようと思います。

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2020年2月23日 (日)

名古屋城木造天守、2028年完成を検討

浜松城では、昨年地元金融機関が建物を建て替えようと予定地を掘削したところ、これまで知られていなかった堀跡や建物跡多数が発見され、今も発掘調査が続いています。首里城の火災など、文化財の保存について国民の関心が高まっており、その保存についても従来以上の注目が集まっています。そのような中、現在の鉄筋コンクリートの天守を取り壊し、木造の天守を再建しようとしている名古屋城では、文化庁の指導もあり、取り壊しの予定が遅れ、完成の時期が先送りとなっています。

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大戦中に焼失した木造天守に代わり、戦後に再建された鉄筋コンクリートの名古屋城天守

その様な中、これまで2022年完成とした計画は不可能となっていましたが、新たに2028年に完成時期を遅らす検討がされていることが明らかになりました。現在、天守の取り壊しが遅れているのは、江戸時代に作られた天守の石垣の保存方法について、有識者との合意が得られいないからです。私自身の考えとしては、上部建造物が無い場合は、石垣が保存の対象となり得ますが、上部建造物(再建品を含む)がある場合は、優先すべきは建造物のほうではないかと思っていますが、文化庁の考えは違うようです。保存についての議論は、万全を期して十分なされることが必要だとは思いますが、当初の予定に合わせ、必要な木材の手配がなされていますので、いくらでも時間をかけて良いとは言えないのではないかと思われます。その意味で、新たな完成時期を2028年と定めることは、意義のあることだと思います。名古屋市の河村市長も、できるだけ短縮したいとしているそうですが、同感です。

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2020年2月22日 (土)

50年振りの再会

新型肺炎の流行を受け、各地で大規模なイベントが中止となっています。人が大勢集まれば感染のリスクは高まりますから、これはこれで仕方がないのかも知れませんが、批判を避けて中止にしてしまおうと言った印象を受けなくもありません。政府が、中止の基準を民間に丸投げしたことが、こうした動きに拍車をかけていることは否めないような気がします。

ところで、先週の日曜日に地元で「静岡県西部ハムの祭典」が開かれ、600名を超えるアマチュア無線家が集まりましたが、現在の状況だったら開催できたか微妙なところです。私も無線活動を再開しましたので、昨年に続き参加しましたが、会場で旧知の愛好者と出会い旧交を温めることができました。その中の一人に高校のクラスメートがおり、実に50年振りの再会となりました。50年も経てばお互い風貌も変わっていましたが、私が胸にコールサインと名前を記した名札を付けていたことで、確認が可能となりました。声をかけられた時は、一瞬びっくりしましたが、時を経たとは言え、当時の面影が残っていましたので、直ぐに彼と判りました。もし、このイベントが中止になっていたら、50年振りの再会も無かったわけですから、無事に開催してくれて本当に良かったと思います。

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2020年2月20日 (木)

岩田教授問題

新型肺炎の患者数は日に日に増えて行きますが、潜在化していた感染者が明らかになったもので、急激に感染者が増えた訳ではないのではないかと思っています。昨日、ドラッグストアと100円ショップに行って来ましたが、どちらもマスクや消毒薬は売り切れ状態でした。政府は国民に自衛を呼び掛けていますが、早急に商品の補給を増強しないと、それこそ市中感染を招くことになってしまわないかと心配です。

さてそんな中、神戸大学の岩田教授が、ダイアモンド・プリンスの検疫問題について、対応を批判する動画を公開して話題となっていますが、この時期に、このような手段を行使するのはいかがなものかと思います。自身を感染予防の専門家と自負していて、政府から声が掛からなかったことが、引き金だったように思われますが、事実誤認が多いようなのと、物言いが上からなのが気になりました。指摘には傾聴に値する事項もあるようですが、いやしくも教育関係者ですから、発信の手段、タイミングや物言いには配慮が必要だと思うのですが、短絡的な思考・言動の持ち主のようで、残念です。

批判を受けた関係者の反論です。↓

https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=2703278763058947&id=100001305489071

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2020年2月18日 (火)

自衛隊員がテントで仮眠中に一酸化炭素中毒で死亡

ちょっと信じられない事故が起きました。報道によれば、17日午前7時半頃、北海道の上富良野演習場で、テント内で仮眠していた陸上自衛隊第2師団第25普通科連隊所属の31歳の隊員一名が意識不明の状態で発見され、搬送先の病院で死亡が確認されました。テント内では暖房用にストーブが使用されており、一酸化炭素中毒と見られています。

かつてキャンプがブームになった時、テント内で暖房用にストーブを使用し、一酸化炭素中毒で死亡する事故が相次ぎました。このような事故を受け、現在のテントにはテント内では火器の使用は厳禁との表示がされるようになりました。(とは言っても登山の場合は天候などの自然条件が厳しく、外で炊事を行うことはほとんどありません。事故の責任において、安全に配慮してテント内で行うのが一般的です。)自衛隊と言えば、野外での寝泊まりは日常的に行われていると思いますので、何故このような事故が起きたのか不思議でなりません。しかも、北海道の部隊であれば寒さにも強い筈で、年齢的にも豊富な経験を積んでいたものと思われますので、尚更意外感が拭えません。

冬山登山の場合、標高や気圧配置にもよりますが、マイナス20℃程度になることはざらです。以前、メンバーがワインを持ち込んだことがありましたが、いざ飲もうと思ったら、ワインが凍ってしまって飲めなかったことがありました。そんな寒いテントの中でも、炊事用の小さなコンロを炊けば、十分暖が取れます。勿論換気には十分気を配って、外気を導入するためベンチレーターを開いておきます。いつまでも暖まっていたいのですが、燃料は貴重なので、用事が済めば思い切って消火します。すると一気に温度が下がり、寝袋に入っていても何度も目が覚めて朝が来るのをひたすら待つことになりますが、だからと言ってコンロを付けたまま寝れば、あっという間に火事になることは必至です。

ベテランの隊員が、うっかり換気を怠ったのか、それとも普段とは違うテントで勝手が違ったのか、現時点で事故の原因は解かっていませんが、慎重であるべき火の取り扱いについて、油断があったことは間違いなさそうです。

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2020年2月17日 (月)

2年連続でインフルに

新型肺炎は拡大の一途で、全国的な広がりを見せ始めています。潜伏期間が長いことから、発症までに多くの人に感染が広まってしまうことで、感染源の特定が困難になってしまうのが困りものです。体調不良を自覚したら、早期に受診をして感染を広げないことを心掛けるようにしたいものです。

さて、新型肺炎も困りものですが、米国ではインフルエンザの患者数が2600万人、死者が1万4000人に達していると言われていますので、感染のスケールが桁違いです。我が国のインフルエンザの年間患者数は、一説には1000万人と言われています。これは、総人口を1億2000万人とした場合、8.3%になり、12人に1人が感染したことになります。しかし、インフルエンザの死亡率は0.1%と言われています。2018年の統計上の死者数は3325人でしたので、死者数から単純計算すれば患者数は333万人と言うことになり、総人口を1億2000万人とすれば、人口の2.8%が感染したことになり、36人に1人の発生率となり、感覚的にはこちらが実態に近いように思われます。

ところで、昨年からインフルエンザの予防接種をしているにもかかわらず、2年連続でインフルエンザに感染してしまいました。昨年は一旦37度台の熱が出たので、念のために受診したところ感染が判明しました。しかし、特に目立った症状はなく、どちらかと言えば周囲への感染を気にしていました。そして今年、今度は家族が感染し、念のため受信したところ今度は私への感染が判明しました。今年度も予防接種をしていたせいか、特に目立った症状も無く、体温も37度以上になることはありませんでした。

私は、これまで何十年もインフルエンザに罹ったことがなかったのに、2年続けて罹るとは不運としか言いようがありません。しかし、物は考えようで、確率的に言えば、めったに起こらないことが起きたのですから、この際、宝クジを買ってみるのも良いのかも知れませんね。

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2020年2月13日 (木)

スキー場外で遭難の中学生を無事救助

11日午前、群馬県にある谷川岳天神平スキー場で父親と一緒にスノーボードでコース外を滑っていた中学生が行方不明となりました。午前11時頃、先に滑った父親が、ロープウェイの駅で待っていましたが息子が下りて来ず、携帯電話やトランシーバーもつながらなかったことから、午後0時45分頃に水上交番に通報しました。県警や消防が11日の午後7時まで捜索しましたが、発見できず捜索は一旦打ち切りとなりました。翌日になって捜索を再開し、自力で下山していた中学生を発見、無事に保護したということです。中学生は山中で雪洞を掘り、一夜を明かしたということです。

報道では現場の位置関係が判りませんので、地図を見ての勝手な想像です。

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関係者の話から、尾根の反対側で滑走跡を見つけたと言うことなので、赤い点線の尾根上を滑っていたところ、コース取りを誤って右側の斜面に迷い込み、ロープウェイの駅に帰れなくなったのではないかと推測します。スキー場のHPを見るとコース外の滑走は禁止されているようですから、これを無視して滑走した行為は非難されるべきです。また、滑走当時、視界が良くなかったとのことなので、この点からも滑走はすべきではなかったと考えます。但し、道に迷ったからは雪洞を掘って体力の温存を図ったこと、直接的には役に立ちませんでしたがトランシーバーを持参していたことは評価できると思います。恐らく、冬山での行動についてもそれなりの経験があったのではないかと想像しますが、分別の無い行為が多くの人に迷惑をかけることになりますので、特に父親については猛省を促したいと思います。

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2020年2月12日 (水)

クルーズ船の感染が拡大

今日も新型肺炎の話題です。船内隔離のストレスが高まって来て、高齢者や体調不良者の処遇が極めて懸念されますが、新たに39名の感染が明らかになり、船内での感染者数が174名となってしまいました。これだけの人数を入院させるのは、かなりの負担となりますが、劣悪な環境の船内に留める訳にはいきませんから、直ちに安全な施設への収容が求められます。幸い、第一次のチャーター便で帰国した人たちが、帰宅できる状況になって来ましたので、症状が出ていない感染者については、この施設に入ってもらうのがよいのではないでしょうか。勿論、発症した際は速やかに所定の医療施設に移ってもらうことが前提ですが、何分数が多いので、利用できるところは利用すべきではないでしょうか。

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人間世界の混乱をよそに、無心にエサを摂る鳥さんを見ていると本当に癒されます。

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2020年2月11日 (火)

クルーズ船高齢者の下船を検討の模様

大型クルーズ船、ダイアモンド・プリンス内での新型肺炎は昨日新たに65人の感染が確認され、拡大の一途をたどっています。乗客からは全員のウィルス検査を望む声も上がっていますが、処理能力の面から実現可能かは未確定となっています。船内での隔離が長引くにつれ、船室内の衛生状態や、体調不良者に対応した食事の提供の不備、持病の治療薬の枯渇問題など、国の管理体制の不備が目立っています。

特に高齢者についてはこれらの問題が健康面に大きく影響するため、早期の状況の改善が望まれており、乗客の代表者たちからも政府に対し要望書が提出されています。これに対し、高齢者について地上の施設への移送が検討されているとの報道がされました。船内での食事は洋食中心となっているようですが、体調不良者にに対しても通常食しか用意されていないとのことなので、おかゆなどの和食が提供できる地上施設への移送は、遅きに失した感があります。政府としては、下船させることで国内での感染者数にカウントされることを避けたかったものと思いますが、そのために高齢者の健康を損ねれば、生命の危険すら懸念されることのなりかねませんから、一刻も早く下船させて良好な環境に置くことが求められます。

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2020年2月 9日 (日)

メジロがやって来た

暦の上では一年で一番寒い季節ですが、現実の世界でも寒い日々が続いています。野鳥たちも餌を探すのが大変だろうと、先月末に庭にエサ台を設置しました。常連はヒヨドリですが、注意して見ると時々メジロがやって来ています。

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エサ台の近くにビワの木があって現在も葉が茂っているのですが、外から見えにくいので、もしかしたらここを 塒 (ねぐら)にしているのかも知れません。

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以前は群れで来てくれたのですが、最近は見ることがまれになっていましたので、こういう出会いはうれしい限りです。

 

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2020年2月 7日 (金)

浜松で初雪?

今年は暖冬で、例年なら年末年始には氷が張るのですが、今年は未だに氷が張っていません。今朝の予想最低気温は1℃でしたので、初氷が見られるかもと、期待してワンコの散歩に出掛けました。夜のうちに雨が降ったようで、路面が濡れていますが、どうも氷は張らなかったようです。冷え込んではいますが、気温が下がったのが遅い時間だったので、地面が十分冷えなかったのかも知れません。

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その代わりと言っては何ですが、ところどころ地面が白くなっている所が見られます。最初は霜かと思ったのですが、どうも霜ではないようです。断定はできませんが、風花が舞って土の所に積もったようです。初氷よりも初雪の方が早いというのも珍しいのではないかと思いますが、このシーズンは氷が張ることは無いのかも知れません。

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2020年2月 5日 (水)

マスクを追加購入

新型コロナウィルスによる肺炎騒ぎは拡大の一途です。中国べったりのWHO事務局長は相変わらず頓珍漢な言動を繰り返していますが、もはやまともに耳を傾ける人はいないのではないかと思われます。中国ではマスクなどの衛生用品が底を付いてしまったとのことですが、東京でも医療関係者が必要とするマスクが手に入らなくなっているようです。私が仕事で日常的にマスクを使用しているため、現在50枚以上のストックを持っていますが、今後入手難にならないか気になっていました。

ところが、本日外出したところ、去る所でマスクが陳列されていこるのを見つけましたので、万が一のために、とりあえず20枚のパッケージを一つ購入しました。今のところ当地周辺では、患者の発生は見られませんので、この周辺ではこれ以上事態が深刻化することはないのではないかと思われますが、買い占め騒ぎにつながるような行動は慎みたいと思います。

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2020年2月 4日 (火)

乾電池が取り出せないのは・・・。

我が家ではキッチンに都市ガスのコンロを使用しています。電気で加熱するIHコンロに比べ、ガスを使用するものは安全性が劣るように思われていますが、最近の物は立ち消えや過熱防止のセンサーが付いているので、安全性は遜色ありません。我が家の物は、センサーの電源に乾電池を使用していますが、消耗して電圧が低下したのか、突然自動消火して連続燃焼しなくなってしまいました。乾電池の交換時期だと思い、電池を取り出そうとしたら、いくらやっても電池が取り出せません。今まで、こんな経験はしたことがありません。

仕方がないので、マイナスドライバーを差し込んで強引に取り外しました。新しい電池を入れ、試しに取り外すとすんなり取り出せました。どうしてだろうと思い、ノギスを使って電池の長さを測ってみました。使っているのは単一電池で、今まで使っていたのが中国製、新しい電池は日本製です。乾電池の寸法は国際規格のIECやJIS(日本工業規格)で決められており、全長は最大で60.5ミリです。結果は、国産品が60.4ミリだったのに対し、中国製は60.7ミリと規格を0.2ミリオーバーしていました。たかが0.2ミリと思われるかも知れませんが、電池は2本使いなので、合計では0.4ミリ長過ぎることになります。この0.4ミリ長いことによって、電池が取り出せなくなってしまうので、規格に合致することは大切です。また、中国製品は一見すれば、日本製と外観上の差は判りませんが、実際に使ってみるとその差は歴然としています。たかが0.2ミリのことですが、されどされど0.2ミリです。

 

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2020年2月 3日 (月)

冬の朝顔 その2

以前、冬に芽を出した朝顔を記事にしましたが、その続編です。孫がプランターに朝顔の種を埋めたところ、暖冬の影響か芽を出してしまいました。当初はペットボトルのカバーを被せ、戸外で様子を見ていましたが、少しずつ寒さが厳しくなったので、鉢に移し替えて部屋の中で育てることにしました。年内はあまり成長しませんでしたが、今年になってからは、みるみる内にツルが伸びるようになりました。支柱も何回か、交換しましたが、こうこれ以上は無理になったので、日曜日に新しく鉢を買って、再度移し替えました。

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朝顔は、左回りで支柱に巻き付くそうですが、この朝顔もやっぱり左回りでした。

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本日の高さは75cmです。支柱の残りもあとわずかなので、そろそろ先端を摘まなければなりません。ここまで育ったので、何とか花を咲かせて欲しいものです。

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2020年2月 1日 (土)

英国がEUを離脱

英国が遂にEUを離脱しました。国民投票で、離脱賛成派が過半数を占めてから3年半、国論を二分した議論が続き、選挙が行われましたが、最終的に離脱に踏み出しました。ただし、混乱を避けるため、今年の年末まで移行期間が設けられていますので、急激な変化が起きることはありません。しかし、将来的には非加盟国となった英国に対し、EU側は関税を課すことは間違いありませんから、英国の輸出競争力は低下することが予想されています。また、EU域内への出荷を前提として、日本を始め外国企業が英国に進出していましたが、輸出競争力の低下によって存続が厳しくなりますので、英国からの撤退に踏み切る企業が続出するものと見られます。

現在は英連邦として連携しているスコットランドが、こうした不利益を回避するため、英連邦から独立してEUに残る動きを強めるものと思われます。現在は愛国的な立場から、離脱を支持している国民も、実際に雇用や経済が混乱し、社会問題化した時に、果たして今の立場を貫けるかは大いに疑問です。しかし、既に賽は投げられてしまいましたので、離脱に伴う不利益も全て当事者である英国民が受け入れなければなりません。

事態は流動的なので、今後どのような動きが出て来るかは全く未知数ですが、仮に英国経済が大きく傷つけば、その影響は全世界に及びます。現在中国初のコロナウィルス問題が、世界経済に及ぼす影響が憂慮されていますが、英国経済の問題が追い打ちをかけるようでは更に混乱に拍車が掛かってしまいます。何とかソフトランディングしてくれることを願うばかりです。

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