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2020年2月 1日 (土)

英国がEUを離脱

英国が遂にEUを離脱しました。国民投票で、離脱賛成派が過半数を占めてから3年半、国論を二分した議論が続き、選挙が行われましたが、最終的に離脱に踏み出しました。ただし、混乱を避けるため、今年の年末まで移行期間が設けられていますので、急激な変化が起きることはありません。しかし、将来的には非加盟国となった英国に対し、EU側は関税を課すことは間違いありませんから、英国の輸出競争力は低下することが予想されています。また、EU域内への出荷を前提として、日本を始め外国企業が英国に進出していましたが、輸出競争力の低下によって存続が厳しくなりますので、英国からの撤退に踏み切る企業が続出するものと見られます。

現在は英連邦として連携しているスコットランドが、こうした不利益を回避するため、英連邦から独立してEUに残る動きを強めるものと思われます。現在は愛国的な立場から、離脱を支持している国民も、実際に雇用や経済が混乱し、社会問題化した時に、果たして今の立場を貫けるかは大いに疑問です。しかし、既に賽は投げられてしまいましたので、離脱に伴う不利益も全て当事者である英国民が受け入れなければなりません。

事態は流動的なので、今後どのような動きが出て来るかは全く未知数ですが、仮に英国経済が大きく傷つけば、その影響は全世界に及びます。現在中国初のコロナウィルス問題が、世界経済に及ぼす影響が憂慮されていますが、英国経済の問題が追い打ちをかけるようでは更に混乱に拍車が掛かってしまいます。何とかソフトランディングしてくれることを願うばかりです。

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