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2020年2月18日 (火)

自衛隊員がテントで仮眠中に一酸化炭素中毒で死亡

ちょっと信じられない事故が起きました。報道によれば、17日午前7時半頃、北海道の上富良野演習場で、テント内で仮眠していた陸上自衛隊第2師団第25普通科連隊所属の31歳の隊員一名が意識不明の状態で発見され、搬送先の病院で死亡が確認されました。テント内では暖房用にストーブが使用されており、一酸化炭素中毒と見られています。

かつてキャンプがブームになった時、テント内で暖房用にストーブを使用し、一酸化炭素中毒で死亡する事故が相次ぎました。このような事故を受け、現在のテントにはテント内では火器の使用は厳禁との表示がされるようになりました。(とは言っても登山の場合は天候などの自然条件が厳しく、外で炊事を行うことはほとんどありません。事故の責任において、安全に配慮してテント内で行うのが一般的です。)自衛隊と言えば、野外での寝泊まりは日常的に行われていると思いますので、何故このような事故が起きたのか不思議でなりません。しかも、北海道の部隊であれば寒さにも強い筈で、年齢的にも豊富な経験を積んでいたものと思われますので、尚更意外感が拭えません。

冬山登山の場合、標高や気圧配置にもよりますが、マイナス20℃程度になることはざらです。以前、メンバーがワインを持ち込んだことがありましたが、いざ飲もうと思ったら、ワインが凍ってしまって飲めなかったことがありました。そんな寒いテントの中でも、炊事用の小さなコンロを炊けば、十分暖が取れます。勿論換気には十分気を配って、外気を導入するためベンチレーターを開いておきます。いつまでも暖まっていたいのですが、燃料は貴重なので、用事が済めば思い切って消火します。すると一気に温度が下がり、寝袋に入っていても何度も目が覚めて朝が来るのをひたすら待つことになりますが、だからと言ってコンロを付けたまま寝れば、あっという間に火事になることは必至です。

ベテランの隊員が、うっかり換気を怠ったのか、それとも普段とは違うテントで勝手が違ったのか、現時点で事故の原因は解かっていませんが、慎重であるべき火の取り扱いについて、油断があったことは間違いなさそうです。

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