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2020年4月23日 (木)

コロナの影響強まる

新型コロナウイルスの感染者数は増加の一途です。飲食店やサービス業などが、営業自粛要請で収入を絶たれ、悲鳴を上げていますが、状況次第では、5月6日までの緊急事態の枠組みが延長されるのではないかとの見方が出ています。当地浜松は人口10万人当たりの感染者数が0.9人で、23.7人の東京や、17.6人の愛知県とははるかに低いのですが、横並び意識からか休業要請に踏み切ることになったようです。

既に市内の大型商業施設が休業に入っていますが、市が管理する市内の文化・スポーツ施設258ヶ所を来月6日まで閉鎖する措置を取っています。これによって浜松城公園も展示館となっている天守や天守門が閉鎖となっており、この土曜日から森林公園の駐車場も閉鎖されることとなり、市民生活絵の影響が一段と強まっています。昨日は仕事が休みでしたので、いつも利用している全国ネットの理髪店に行こうと思っていましたが、念のため営業状況を確認したところ、既に休業となっており、散髪ができませんでした。6日に休業措置が明ければ良いのですが、もし延長された場合はちょっと困ったことになりそうです。

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2020年4月21日 (火)

縁は異なもの

前回の記事の続きです。日曜日、移動先から交信できたのは合計8局でした。多いか少ないかは人によって違いますが、私にとっては多い方です。その内4局は以前に交信したことがある局でした。

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地図に表示した①から④がその相手局です。(クリックすると拡大します。) 地図は国土地理院の地理院地図を加工したものです。

①は掛川市に移動していたお馴染みの局で、交信相手を探していたので私の方から応答して、情報交換を行いました。

②の局は伊豆市の局で、昨年の夏、南アルプスの茶臼岳に登った時に、私の方から呼びかけて交信してもらった局ですが、今回は先方から呼んでもらって交信できました。地形の関係で、自宅からは電波の届きにくい所なので、思わぬ応答に大変驚くと共に、うれしく感じました。

③の局は豊橋市の局で、自宅から何度も交信している局ですが、受信をしていたら、自宅を離れて運用しているのに応答してくれる局がいないとのことでしたので、こちらから呼びかけて交信したものです。

④は島田市の局で、昨年の9月に島田市の諏訪原城跡に移動した時に、応答してもらった局です。この局も応答してくれる局がいないとのことでしたので、私の方から呼びかけて、その時のお礼を述べることができました。

アマチュア無線の交信は、それぞれの都合で行うものなので、必ずしも相手の呼びかけに応じる義務はありません。しかし、同じ時間に同じ周波数でなければ出会えない相手には、言いようのない親近感を抱きます。言ってみれば、究極の一期一会と言えるのかも知れません。ましてや過去に交信した相手とは思い出の共有がありますので、再会を喜ぶのは人情です。今回は4局との再会を果たすことができ、大変満足でした。

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2020年4月19日 (日)

北遠の山から奈良県と交信

日ごとに春めいて、絶好の行楽シーズンを迎えていますが、今年はコロナ騒動で、気軽に出かけることができません。山歩きなら三密に当たらないので、まあ良いのではと考え、以前から無線機を持って登りたいと思っていた浜松市天竜区にある竜頭山(りゅうとうざん、1352m)に登って来ました。竜頭山はふもとから登ると3時間近くかかりますので、昔は3000m級の山を登る際に、トレーニングの山として登られていました。ところが、上部に南北に連なる林道が作られたため、林道を利用すれば手軽に頂上に立つことができるようになりました。登山を楽しむ登山者は、今でも下から登りますが、手軽に頂上に立ちたいと思う人は、林道をアプローチに使っています。今回は無線をやるのが目的なので、時間を有効に使うため、林道から登りました。

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新雪に輝く南アルプスの峰々。右が上河内岳(かみこうちだけ、2803m)、左側が聖岳(ひじりだけ、3013m)、真ん中の黒い山が光岳(てかりだけ、2591m)です。

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こちらは同じく新設で雪化粧した富士山です。

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林道の駐車場の気温は15℃でした。下界と、そう変わらない温度ですが、山の上では春がゆっくりやって来ます。生えているのはバイケイソウばかりでした。

頂上の一角には東屋があり、登山者の格好の昼食の場となっていますが、こちらは無線をやりたいので騒音を避けるために、稜線の岩場に陣取ることにしました。無線機のスイッチを入れると、430MHz帯で、おそよそ50Km離れている飯田市の局が聞こえましたが、残念なことに交信はできませんでした。気を取り直してダイヤルを回していると、なんと今度は奈良県の局がまるで近所の局のように、強力に聞こえました。信じられない思いで呼びかけると、なんと一回で応答がありました。相手からも強力に受信できているとうれしいレポートをもらいました。相手の局は奈良県山添村(やまぞえむら)にある神野山(こうのやま、618m)山頂からで、直線で178Km離れており、これまでの山頂からの交信距離を一気に更新することができました。

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位置関係はこんな具合です。神野山手前には843mの笠取山がありますが、何とか、かいくぐって繋がったようです。使用の地図は国土地理院の電子地図、地理院地図を使用。

その後、静岡市や、三島市、伊豆市の局とも交信出来て、収穫の多い無線登山となりました。

 

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2020年4月16日 (木)

重苦しい春

様々な色の花が開き、日ごとに春めいて来ましたが、今年の春は重苦しい空気に包まれています。言わずと知れたコロナウイルスののせいですが、テレビを付けても、報道番組のトップはこの話題ですし、他の番組でも随所にその影響が出ています。日本の社会は4月が年度初めなので、新入社員や新入生が希望に満ちてスタートを切るのですが、自粛を強いられることとなっています。

山小屋にとってもGWを控えて準備に忙しい時期ですが、今年は様子が違うようです。例年ですと、北アルプスの小屋では宿泊の予約が殺到しているのですが、今年は本当に低調だと言うことです。山小屋では、スペースの関係で密閉・密集・密接が発生しやすいので、そのあたりの心配があるのかも知れませんが、山小屋経営にとっては稼ぎ時だけに、頭の痛い話です。山小屋は緊急時の避難小屋の役割も果たしていますので、できるだけ営業していて欲しいところですが、荷揚げのヘリの費用も高額なので、苦しい判断を迫られているようです。

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稜線近くにある南アルプスの茶臼小屋です。GWは営業していませんので、避難小屋としての利用か、テント持参の登山となります。

気の滅入る話ばかりなのでこんな話題を。

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冬の間、家の中で育てていた朝顔の花が咲きました。明るさが不足するためか、戸外よりも花が長持ちするようです。花を見ていると本当に心が安らぎます。

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2020年4月10日 (金)

今年の春はなんか変

浜松の桜もやっと満開を迎えましたが、例年よりも遅くなりました。東京では史上最速の開花でしたのに、やはり暖冬の影響で休眠打破が上手く行かなかったせいかも知れません。

さて、我が家にはイチジクの木があります。家の北側に植えられているので、あまり実を付けないのですが、今年はまだ芽が出たばかりなのに早くも実が付き始めました。

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こんな感じです。いつもは枝が伸び、葉が茂ってからなのですが今年はちょっと張り切り過ぎのような気がします。世の中のざわつきを感じ取っているのでしょうか。

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弘前さくらまつりが中止

新型肺炎をめぐる影響は日を追うごとに大きくなっていますが、ねぶた祭りの中止に続き、4月23日から5月6日開催予定だった弘前さくらまつりまでが中止になってしまいました。弘前さくらまつりは弘前城公園を会場に、お城と桜を楽しむイベントとして地元市民のみならず、全国から多くの観光客を集めて大変賑わっていました。私も何度か訪れたことがありますが、大変残念です。しかも、混乱を避けるためとして、4月10日から5月6日まで弘前城公園を完全閉鎖するということで、出入り口にバリケードが築かれたそうです。大変残念ですが、決まったしまったことなので、仕方ありません。それでは過去写真でお楽しみください。

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2020年4月 7日 (火)

ついに非常事態宣言

本日夕方、政府が新型コロナ肺炎に関して、東京、大阪、埼玉、千葉、神奈川、兵庫、福岡の7都府県を対象に、緊急事態宣言を発令する見込みです。緊急事態宣言については、感染者の急増を受け、北海道知事が独断で宣言したことはありますが、法令に基づく発令は初めてとなります。但し、諸外国の戒厳令に近い内容とは違い、外出禁止を伴っておらず、施策も要請にとどまるものとなっていますので、どこまで実効性があるかは判りませんが、事態のステージが一段上がったとの、心理的効果はあるのではないかと思われます。

このような中、慶応大学病院の研修医18人の、新型コロナ肺炎への感染が発表されました。研修医40人で催した会食が感染源とのことですが、病院側が会食禁止の通知をしていたにも関わらず、これを無視して感染騒ぎを引き起こしたことは、医療従事者としての責任感の欠如のみならず、社会人としての資質についても疑いを持たざるを得ない呆れた話です。病院側はこの当事者だけでなく、濃厚接触者となってしまった病院スタッフを現場から切り離すことになり、二重の打撃をこうむりました。情けない話ですが、緊急事態宣言が、このような意識の低い医療従事者の気持ちを引き締めてくれることを期待したいと思います。

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2020年4月 6日 (月)

桜を愛でる

昨日、友人達と桜を見に行って来ました。昨年は花見の誘いにも返事がなかったので、いぶかしんででいましたが、まさか入院中だったとは後で聞いてビックリです。現在はリハビリの最中ですが、桜から元気をもらっていたようです。今年は東京の開花が早かったのですが、当地では例年並みか、少し遅い感じでした。

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ちょっと風がありましたので、時折花吹雪となって、花が散る様を楽しむことができましたが、思ったよりも人出が少なく、ゆっくりと桜を楽しめました。

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東京では花見の自粛要請が出て、公園が閉鎖されてしまう事態となっていますが、青空の下、桜を眺めるのは何の問題も無いと思うのですが・・・。

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「世の中にたえて桜のなかりせば春の心はのどけからまし」と、平安時代の歌人、在原業平が詠んだように、日本人のDNAに桜はすっかり刷り込まれているようです。

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2020年4月 5日 (日)

今年もカタクリ山に

近年、この季節になると近郊の低山にカタクリを見に行くことが恒例となっています。今年は週末になると天気が崩れるパターンが続いて、ちょっとヤキモキしていましたが、この週末は晴天に恵まれたので、早速昨日出掛けて来ました。

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山は新緑に覆われ、春爛漫と言った風情です。

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登山口の駐車場の桜は満開でした。

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マンサクの花はちらほら咲きです。

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ありました。一年ぶりの再会です。この年齢になると来年のことが判りませんが、元気でいたら、また会いに来ようと思います。

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春の陽射しを浴びて元気いっぱいの妖精さんたちから、元気をたくさんもらった気になって山を下りました。

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2020年4月 2日 (木)

浜松で新型肺炎2人目が発生

最近はこの話題ばかりになってしまいましたが、またまたこの話題です。昨日、浜松市が市内在住の30代の会社員が新型肺炎に罹患したと発表しました。浜松市によれば、先月21日に京都で行われたオフ会に参加、24日になって悪寒がして発症。30日にオフ会参加者の感染を知り、31日午前零時頃救急車で入院し、PCR検査で感染が確認されたと言うことです。これで浜松市での感染者は2人となりました。

浜松市の人口がおよそ80万人なので、現在のところ40万人に1人の割合です。日本全国では1日現在で感染者数が2384人なので、人口当たりの感染者は5.3万人に1人です。現在感染が拡大している東京都では人口1394万人に対して527人なので、2.6万人に1人となっており、全国平均の2倍の発生率となっています。爆発的な感染が懸念されている大阪、兵庫がそれぞれ3.6万人に1人、3.8万人に1人なので、全国平均を上回ると危険水域と見て間違いなさそうです。人の移動が増加したした現代では、感染者の流入を完全に食い止めることは不可能なので、個人個人で、防衛するしかなさそうです。

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