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2020年6月14日 (日)

麒麟がくる 「決戦!桶狭間」を見た

今頃なんだと言われそうですが、大河ドラマ「麒麟がくる」の先週回、「決戦!桶狭間」を再放送で見ました。先週は、ついうっかりして見逃してしまったのですが、ネット上の評価も良かったので、今回は再放送を録画して万全を期しての視聴です。で、感想ですが、期待値が高すぎたのか、残念ながら期待外れでした。

一つ目は、鉄砲のシーンが全くなかったことです。通説の桶狭間の合戦では、激しい雨にもかかわらず、信長の鉄砲隊が、数に勝る今川軍を総崩れにさせたとされています。また、これまでの流れで、信長と道三の対面のシーンでは多数の鉄砲を携えた鉄砲隊が道三の度肝を抜いているシーンがありました。にも拘わらず、この回に、全く鉄砲のシーンはありませんでした。信長の軍勢をはるかに上回る軍勢を率いて攻め入った今川軍を打ち破るには、これまでの戦の常識を打ち破った鉄砲隊の存在は欠かせなかったと思っていましたので、従来通りの弓と槍での合戦の描写に大いに失望しました。

二つ目として、予算上の制約かも知れませんが、合戦シーンの軍勢が少な過ぎます。実際の人数が少ないとしても、画像処理で何倍かに見せることも可能な筈なのに、カメラの前に10人程度の武者しかいないのでは、2万の大軍を率いた今川軍の描写としては、あまりにおざなりです。雨中で隊列に乱れがあったとしても、やすやすと敵陣深く進軍することはできなかった筈です。敵の本隊正面からではなく、意表を突く形で脇から突撃したからこそ、相手を混乱させることができたと思われますが、いきなり義元の本陣に到達したかのような展開は、ドラマとは言え少々都合が良過ぎる気がします。

今回のドラマは、これまで主君に背いた逆臣と見られていた明智光秀を、全く違う視点で描いた点で、高く評価していましたが、前半の最大の山場で会った筈の、桶狭間の合戦の描き方は残念ながら合格点は付けられないと思っています。

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