2019年11月20日 (水)

430MHzで埼玉県と交信

またまたアマチュア無線ネタで申し訳ありません。昨夜、430MHzを受信していると、関東エリアの局を受信しました。とても明瞭に聞こえたので、県内に移動している局なのかと注意して聞いてみましたが、どうも埼玉県上尾市の自宅からのようです。これまでも東京都立川市や埼玉県さいたま市からの電波を受信したことがありましたが、今までで、一番明瞭に聞こえていました。これまで何度も触れていますが、UHFのような高い周波数の電波の場合、直進性が強く、電離層による反射が期待できないので、おおよそ見通し可能な範囲にしか届かず、経路に障害物があれば相手に届きません。従って今回の場合も地表に沿って伝わった電波ではなく、富士山による回析によるものと考えられます。

これまで関東圏の局とはUHFで直接交信したことがなかったので、何とか交信しようと思いましたが、神奈川県大和市や御殿場市の局が呼びかけていてチャンスがありません。じっと受信を続けていると、これらの局との交信が終了し、「その他に受信している局はありませんか?」との呼びかけがあったので、しめたと思いこちらのコールサインを告げて相手の応答を待ちました。すると、「浜松の局、再度コールサインをどうぞ」と応答がありました。思わず、やったーと心で叫び、夢中で交信しましたが、とても埼玉県の局とは思えない明瞭な信号で、少しの通信トラブルもなく交信することができました。相手の局とは直線距離で約220Km離れており、先日の伊賀市の局との136Kmを大きく更新する新記録です。

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相手局との位置関係を、例によって図にしてみました。(クリックすると拡大します)

浜松市の東側には、島田市の経塚山(670m)や藤枝市の高草山(501m)などがあるため、UHFやVHFの電波では、通常は東京はおろか静岡市の局とも交信できません。それが、富士山があることによって電波の経路が曲げられ、埼玉県の電波が届くものと考えられますが、常時聞こえる訳でもありませんし、昨晩は諸々の条件が整った結果だと思われます。しかも、こちらの無線機の出力はわずか6Wで、指向性のないアンテナだったことを考えると、相手の設備環境など、たくさんの幸運に恵まれたからとしか思えません。何にしても、6Wの無線機で埼玉県と交信できたことは無上の喜びでした。

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2019年11月19日 (火)

無線機用のスタンドを作成

  現在使っているアマチュア無線の無線機は 縦型なので、立てて使うと大変不安定です。それなら横にして使えば良いのですが、本体にアンテナを直付けする場合は立てないと使えませんので、工夫が必要です。

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元々持ち運ぶことを想定した機種なので、ツマミやダイヤルなどが上面に集中しており、立てて使うのが本来の使用法です。

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そこで作ったのがこちらです。手持ちのコンパネで作ったのと、手直しを繰り返したので、こんな不細工な外観となってしまいました。そこで、人前で使っても恥ずかしくないものをと思い、第2号を作ってみました。コンパネは安価なのですが、切断面が汚くなってしまうので、今回は単板を使うことにしました。ところが、購入に行ったホームセンターには、思っていた板厚のものがなかったので、少し薄い板を使うことになりました。

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出来上がった第2号です。第1号はL型の板をダボで差し込む方式でしたが、加工精度が悪かったので、使い勝手が良くありませんでした。そこで、今回は丁番で折りたたむ方式にして、ダボをストッパーに使おうとしましたが、上手く行かなかったので、三角形のブロックをダボで差し込む方式としました。三角のブロックを抜けば簡単に折りたためるので持ち運びにも邪魔にならないようになっています。

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こんな具合に立てて使いますが、今回は何とか上手くできました。

 

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2019年11月13日 (水)

経塚山山頂の局と交信

日曜日、無線機のスイッチを入れると、144MHz帯で「CQ、CQ・・・」と交信相手を求めている局がいました。受信感度は最高を示していますので、どこの局だろうと聞いていると、「島田市経塚山山頂」と言っています。経塚山と言っても有名な山ではありませんから、知らない人がほとんどではないかと思いますが、私にとっては大変気になる山です。以前にも記事に取り上げたことがありますが、経塚山は浜松市内から富士山を見た場合、間に立ちふさがる位置関係にあります。富士山の五合目駐車場から電波を発信した場合、浜松市には直接届きますが、五合目より下の場所からだった場合、電波の到達は著しく困難になりますが、それは経塚山が邪魔をするからです。そんな経塚山ですが、景勝地でもなく、山容も平凡なので、認知度は高くありません。

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経塚山の位置関係です。大井川の中流域、西岸に位置しています。 (国土地理院の地理院地図を加工)

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浜松市の天竜川西岸から見た富士山です。

早速呼びかけると応答があり、交信することができました。聞けば、無線交信するために、わざわざ関東圏から経塚山に登りに来たとのことです。無線機の出力は、わずか0.5Wとのことですが、40Km近く離れている筈なのに、とても強力に受信できているので、とても0.5Wとは思えません。やはり、障害物なしに直線で交信できているからだと思われます。相手局の情報によれば、経塚山の頂上は樹木に覆われていて、展望は全く利かないそうです。展望が得られないので、登る人があまりいない不遇の山のようですが、そんな山に立っている人と交信しているのは、たいへん不思議な気がしました。

 

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2019年11月 4日 (月)

三重県伊賀市の局と交信

昨日は文化の日でしたが、特に文化的なことをすることもなく、単なる日曜日として一日を送ってしまいました。ただ、唯一の収穫と言えば、アマチュア無線で7つの局と交信できたことでした。アマチュア無線では、年に何回か、どれだけ多くの局と交信できるかを競う、コンテスト(競技会)が行われますが、11月1日から7日までの間、愛知・岐阜・三重・静岡の局を対象とした東海マラソンコンテストが開かれています。このコンテストは、直進性の強い50MHz以上の周波数での交信が対象となりますので、より多くの局と交信するためには障害物の影響を受けにくい、高い場所から送信することが有利に働きます。従って、普段は聞こえない局と交信できる、またとない機会となる訳です。私はコンテストには参加している訳ではありませんが、参加局と交信することは可能です。

そのような中、430MHzで三重県伊賀市の局が、交信相手を求めて電波を出していました。三重県の局とは、これまで四日市市や亀山市の局と交信した実績がありますが、これらの局は、どちらかと言えば海岸沿いに位置しています。伊賀市は、かつての伊賀上野市で、より内陸に位置しています。これは、交信したいと思って、呼びかけましたが、同時に近距離の局が応答したので、私の電波は認識されませんでした。仕方がないので、その局との交信が終わるのを待って、再度呼びかけると、今度は応答があり、交信成立です。しかも受信状態を示すRSレポートは59と最高の状態で相手に届いていました。アマチュア無線が、文化的かどうかは何とも言えませんが、私にとっては最高の文化の日となりました。

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浜松市と伊賀市は約136Km離れていますが、最高の受信状態で交信できたことが驚きです。  (地図は国土地理院の地理院地図を加工)

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2019年9月28日 (土)

QSLカードが届きました

アマチュア無線で交信した場合、相手局と交信証(QSLカード)を交換することがあります。これは、必須の行為ではありませんので、あくまでも相手局との合意によるものです。私の場合、4月後半から本格的にカムバックしましたが、相手局からQSLカードの交換を求められれば、即OKして発行して来ましたが、交換業務を仲介してくれるJARL(日本アマチュア無線連永)の実務部門の手続きが複雑なのか、これまで相手局から1枚もカードが届いていませんでした。

ところが、昨日、仕事から帰るとJARLから封筒が届いていました。やっと来たのかもと、封を切ると、やはりQSLカードでした。いずれ届くだろうと思ってはいましたが、実際に届くとやはりうれしいものです。

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2019年9月14日 (土)

アマチュア無線仲間が大集合

本日は、浜松近郊のアマチュア無線愛好家の親睦イベントがあり、とある山間地の河原に集合しました。愛好者の間では、同好の士が集まって同好会やクラブが設立されていますが、今日の催しは、そうした団体とは無縁のもので、自由意思で参加した40局ほどのメンバーが集まる盛会振りでした。

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撤収時の写真です。都合により、途中で帰った参加者もいましたので、フルメンバーではありませんが、タープの数を見てもらえれば、参加人数が想像してもらえるのではないかと思います。

驚くべきことに、幹事は1名で、参加者の出席の確認など全ての裏方の仕事をこなしてイベントを成功に導いてくれました。私は今回初めて参加させてもらったのですが、日頃、電波を通じてしか会ったことがない相手と、顔を見ながら会話を交わす、またとない機会となり、楽しい一日を過ごしました。

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2019年9月11日 (水)

市内の局と7MHzで交信

アマチュア無線では、様々な周波数が許可されていますが、ポピュラーなのが7MHzと144MHz帯です。7MHz帯は電離層による反射が行われれば、地球の裏側とも交信が可能です。144MHz帯では波長が短いので、電離層を突き抜けてしまうことが良くありますが、FM変調による通話が主なので、雑音が少なく安定した通信が期待できます。

このところ、7MHz帯のコンディションが芳しくなく、交信する機会がありませんでしたが、今日は比較的コンディションが良かったようで、四国や北海道の局が良く聞こえていました。ちょうど交信相手を探している四国、松山市の局が出ていましたので、二か月半振りに交信をしましたが、交信を終えると私のコールサインを呼ぶ局がありました。少々電波が弱かったので、苦労して交信を成立させたのですが、なんと同じ市内の局でしたが、電波の強さは松山の局の方がはるかに強く聞こえました。

相手の情報を詳しく聞くと、相手の局は我が家から3Kmほどしか離れていないことが判りました。これが144MHz帯であれば、雑音もなく、クリアな音声で楽に交信ができた筈ですが、7MHzの場合は、波長が40mと比較的長いため、相手との反射が上手く行かないと電波が通り過ぎてしまったり、相手に電波が届かなかったりするようです。それでも初めて交信する相手でしたので、送信機やアンテナの形式を確認するなどして、お互いの理解を深めましたが、相手は私よりも7歳若いことが判りました。だから、どうしたと言われれば、それまでですが、未知の相手と、こんな話をして理解を深めることができるのは、アマチュア無線だからこそです。何百キロ離れた所にいとも簡単に飛んで行くこともありますが、わずか3Kmほどの距離に手を焼くのも不思議な話です。次は、どんな事態が起きるのか、皆目見当が付かないのも無線の世界の面白さです。

 

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2019年9月 6日 (金)

富士山反射で静岡の局と交信

  浜松市と静岡市はおよそ80Km離れています。通常この距離であれば、無線で交信するのは、さほど困難ではありません。しかし、静岡市の西側には、400mから500mの山が屏風のようにそびえているため、通常の手段ではUHFの電波は届きません。先日も、島田市にある牧之原台地に行って、静岡市の方向に向けて電波を出しましたが、残念ながら静岡の局とは交信できませんでした。

ところが昨夜、430MHz帯を聞いていると、静岡市葵区の局が一括呼び出しで交信相手を探していました。ダメ元で呼んでみると、なんと一発で応答がありました。聞けば富士山の方向にアンテナを向けてあり、富士山からの反射の電波ではないか、とのことでした。

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どうやら、上図のような現象が起きたようです。通常であれば、静岡市に向けた電波は、手前の山に遮られるか、はるか上空を通過してしまい、静岡市内には届きません。しかし、富士山に反射した電波はそれぞれ静岡市や浜松市に届くようです。とは、言っても、これまで静岡の局が聞こえたことはありませんので、何らかの条件が整った結果だろうと思われます。再び静岡の局と交信ができるかどうか、今後の推移が楽しみです。

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2019年9月 1日 (日)

諏訪原城跡から移動運用

今日は以前から気になっていた島田市にある諏訪原城跡に行ってアマチュア無線の移動運用をして来ました。諏訪原城は、甲斐の武田勝頼が遠江に攻め入るために1573年に築城した武田流の山城です。この城を根城に徳川が領有していた高天神城を攻略し、1574年7月に高天神城を手に入れました。しかし、翌年長篠の戦いで大敗北を喫した直後、家康の兵に攻められ、1575年8月諏訪原城は落城し、今度は徳川の城として駿河・遠江に進出した武田勢を追討するための拠点となりました。諏訪原城は牧之原台地の東端に位置しているため、東側の眺望に優れており無線の飛びが期待できそうと以前から考えていました。

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諏訪原城を特徴付ける馬出しです。この馬出しは徳川の城となった後に作られたものと考えられています。

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城跡からは、冬季には富士山を望むことができるほど眺望に優れています。

諏訪原城の標高は最高地点で約240mあります。今日は本丸東端に陣取って電波を出しました。で、本日の成果ですが、およそ3時間頑張って4局と交信できました。内3局は433MHzでの伊豆半島の局で、残りの1局は144MHzの局で諏訪原城から1Kmほどの至近距離でした。

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交信した局を地図上に記してみました。 (地理院地図を加工)

当初は静岡市の局と交信できるかもと考えていましたが、静岡市と焼津市の境界にある満観峰(まんかんほう、403m)や焼津市と藤枝市との境界にある高草山(501m)が電波を遮断しているようで、今回は交信できませんでした。位置の関係があるかと思いますので、次回は場所を変えてチャレンジしてみたいと思います。

 

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2019年8月22日 (木)

四日市市の局と交信

昨夜、144MHz帯を受信していると、市内の局が交信しているのが聞こえたので、しばらく受信を続けました。すると話の中に三重県と言う言葉が何回も出てきました。相手の局の信号は大変強力なので、もしかしたら三重県の局が浜松周辺に移動して来て交信しているのかと思いましたが、コールサインの最後に、移動していることを表す「ポータブル」と言う表現がありません。と言うことは、四日市市内から発信した電波がそのまま浜松まで届いていることになりますが、信号の強さからとても信じられませんでした。

地図で確認すると四日市市は浜松の西北西に位置し、途中には標高300m前後の山が連なっている湖西連峰(こさいれんぽう)や蒲郡市の三ヶ根山(さんがねさん、321m)が立ちはだかっています。愛知県は平野が広がっているイメージがありますが、中東部の地域には結構山地が広がっていますので、浜松からはあまり交信することはありません。三重県の局とは、以前に亀山の局と交信したことがありますが、こちらの方は四日市よりも南側になり、途中の障害物もあまりない位置関係でした。

その後、もう1局浜松市内の局が相手の局と交信しましたが、交信が終わるのを待って呼びかけると応答があり、交信することができました。正直に、交信できて大変うれしく思っているが、電波が届いているのが不思議でならないので、そちらの標高を教えてもらえないかと聞いてみました。すると、予想通り鈴鹿山脈の山すそからで、標高260mくらいの所からとのことでしたが、個人情報の問題があるので、詳細は聞いていません。

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位置関係はこんな具合です。   (地理院地図を加工しています)

直線距離で推定120Kmほどありますが、何より途中に300m級の山が二つもあるのに、直進性の強いVHFの電波が強力に受信できたことに大変驚いています。先日も東京立川市の局が聞こえて驚きましたが、思いがけない所と交信できるのがアマチュア無線の面白さです。

 

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