浜松城再び

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徳川家康が天下人になる直前まで居城としていた浜松城は、その後城主が目まぐるしく変わったこともあって、城の詳細についての記録がほとんど残っていません。明治の廃城令まで主要な構造物が残されていたにもかかわらず、細密な絵図はおろか城郭を撮影した写真が一枚も伝わっていないようなのです。現在ある天守は戦後に鉄筋コンクリートで建てられたものですが、平面は石垣の平面よりも小さくなっており、高さも石垣の規模にしては低いものになっています。

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富士見櫓跡の発掘現場。浜松市は数少ない資料からその存在が明らかとなっている富士見櫓と天守門を復元する計画で、構造や規模を確認するために廃城以来初めてとなる発掘を行いました。発掘結果から櫓の名前に似つかわしくなく、どうも数寄屋風の作りだったのではないかと思われる遺構が確認されました。富士見櫓は天守台東側にある本丸を取り巻く石垣上に築かれていました。

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この週末に発掘説明会が開かれたので、天気を気にしながら出かけました。現地の一角に出土品が展示されていました。今後、出来るだけ元の形に近づけるように復元作業が行われるそうです。

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出土した家紋入りの瓦片。家紋から家康以後の城主のものと判明しています。発掘結果は事前にマスコミ発表されていたのですが当日も記者が訪れていて、なぜか説明会の終了後に突然取材されてビックリしました。

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天守台北側の日本庭園。この一帯は戦後動物園となっていましたが、手狭となって移転し、城跡にふさわしく庭園が築かれたものです。

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日当たりの関係か、この辺りではようやく紅葉が色づき始めていました。

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芸術の秋

原油高騰で漁業関係者が出漁回数を減らす防衛策を取るなどして水産品の値上がりが心配される作近ですが、今年は秋の魚サンマが豊漁のようです。秋の味覚と言えば庶民にとっては何と言ってもサンマが代表格です。そして食欲の秋とともに並び称されるのが芸術の秋です。

古くからの友人が浜松グランドホテルで油絵の個展を開くというので、土日の両日覗きに行って来ました。ギャラリーとは違って照明が行き届かないのは残念ですが、さすが一流ホテルだけあって多くの人に見てもらうことが出来ました。作品は彼がユニセフを通じて支援しているセネガルの風景や地元を中心とした風景画、静物の小品などでしたが、売れ行きの方もまあまあのようです。生臭い浮世の喧噪を忘れて、しばし絵画の世界に浸ってみるのもたまにはいいものですね。

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