旅の拾いもの
名物に旨いものなしとは良く言われますが、旅先で思いがけず旨いものに巡り合うのはうれしいものです。逆に評判を聞いて訪ねてみたらトンデモない店だったということも無きにしもあらずで、初めての店で食事をする時は味を楽しむ前に変な緊張感を味わったりしてしまいます。
先日、京都・奈良を巡った折に室生寺を詣でました。ここもアクセスの問題でなかなか訪れることができなかった所です。以前台風の被害で国宝の五重の塔が破損した時は、未訪問 を後悔したものですが、その後もつい後回しにしてやっと今回訪れることができました。
太鼓橋から表門、本坊。女人高野 室生寺の石柱が目を引きました。
鎧坂を上がった所にある国宝の金堂(平安初期)。国宝、重文の仏像が多数安置されています。
見事に修復されて、どこが破損箇所か判らなかった国宝の五重の塔。
奥の院に続く石段。女人高野の名に恥じない雰囲気でした。
太鼓橋の手前にある旅館中村屋の定食(5品、1600円)。オフシーズンなので日曜なのに閉まったままの店もあり食事場所を決めるのに迷いました。結局くつろげそうなのが決め手でここに入ったのですがビンゴでした。今までずい分食べ歩きをしましたが、外れの品が一つもないのに驚きました。普通この手の物は手間を省くために、作り置きをしたり、出来合いを使ったりするものですが、全てに丁寧な仕事がしてあり流石老舗旅館と感心しました。食事をするためだけに訪れても損はないと思います。
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