時は過ぎてゆく
ソフトバンクがまたやってくれた。白い犬のお父さんが登場するシリーズ物のCMは、コミカルの中にほろ苦さが散りばめられていて、ついつい面白く見てしまう。今回は若尾文子扮する母親が住む実家に妻を伴って帰るのだが、BGMとして金子由香利の「時は過ぎてゆく」が流れている。
この曲、脚本家倉本聰の映画初監督作品「時計 ─Adieu l'Hiver─」に使われていたものだ。ドラマ「北の国から」にハマってしまった若かりし頃の私は、勿論映画館に足を運び、サントラ盤のアルバムも買ってしまった。この映画も随分とほろ苦いストリーだったっけ。
白戸家のお父さんが過去を辿って実家を訪ねる、そのシチュエーションだけでも訳ありを感じてしまうが、歌詞の内容も当時の倉本氏の年齢を上回ってしまうと余計に重たいものを感じてしまう。
♪ 私は唄う あなたのために 時は時は あまりに短い ♪
思えば私にとっても随分と長い時間が過ぎてしまったものだ。それにしても作詞・作曲がジョルジュ・ムスタキだったのを今の今まで知らなかったのは不覚だった。
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