蛙の子は蛙?

2世議員が話題となっています。世間の厳しさに揉まれることも無く、政治家の家に生まれただけで能力に関係なく世襲で議員となることに世間の視線が厳しくなっていますが当然です。

スポーツでも芸能でも実力者の子供と言うだけで通用する世界はありません。俗に言う親の七光りが一時あっても実力が伴わなければ何時までも通用するほど世間は甘くありません。私の好きな噺家に桂米朝がいます。さすがに最近は高齢となって往年の語り口は望むべくもありませんが、あの独特の間の取り方は何とも言えない味がありました。先日米朝の息子の小米朝の噺を聞く機会がありました。タレントとしては父親譲りの洒脱な喋りが出来るのですが、残念ながら本業の方はちょっといただけませんでした。明日10月4日に5代目米団治を襲名するそうですが、より一層の精進が求められます。

関東では三遊亭楽太郎が6代円楽を襲名予定ですし、兄弟子鳳楽は師匠円楽から時期は未定ながら大看板円生襲名を許されています。また故林家三平の次男一平が父三平を襲名することになっています。襲名披露時には誰もが由緒ある名前を汚さぬように努力、精進する旨を口にしますが名前負けしないように大いに頑張って欲しいものです。

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いい歳をして

最初に尾崎豊を知ったのはドラマ「北の国から」でした。主人公「純」がはまっているアーティストとして彼が取り上げられました。劇中で流れたストーリーに溶け込むような、「I LOVE YOU」の何とも言えない歌詞が鋭く胸に突き刺さりました。後日、卒業、15の夜等の作品があることも知りました。尾崎が世を去った時、純を演ずる吉岡秀隆がプライベートでも尾崎と親密な交友があったことを知らされて、大いに驚かされました。

何年か後、尾崎の有明コロシアムでのライブの映像を目にして彼のカリスマにまで崇められた人気の理由が初めて判った気がしました。既に何年も前の映像なのにリアルタイムのような不思議な感覚に襲われたのを昨日のことのように覚えています。そして昨日、取り貯めてあったビデオ映像の中にまだ見ていなかった彼のライブを特集した番組があったのを見つけました。夜11時過ぎのことでしたが、再生ボタンを押してしまいました。全部見終えると軽く1時半は回ってしまいます。しかし最後まで停止ボタンを押せず、彼の歌に引き込まれてしまいました。死後15年を経て今尚新しいファンを生んでいる尾崎豊、改めてすごいアーティストだったと再認識させられた夜でした。

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円楽引退

三遊亭円楽が一線からの引退を表明しました。脳梗塞で倒れて以来、いつか高座に復帰するものと思っていましたが、引き際を潔くしたいとの本人の希望で引退の表明となりました。多くの噺家が意志を表明すること無しに他界している事を考えると、これはこれで重い決断と言えるでしょう。

若手時代は星の王子様のキャッチフレーズで一世を風靡しましたが、師匠の円生が落語協会を脱退してからは、定席を失いながらも円生を助けて一門を纏め上げました。私はこの時代の円生、円楽の生の高座を聞く機会を得られたことを大変に幸運だったと思っています。こんな事情でも無ければ、名人円生が地方都市の市民会館で高座に上がることなど無かったと思うからです。

その後も若手の芸の発表の場として自ら立ち上げた寄席「若竹」の失敗や、日航機の墜落事故で客室アテンダントをしていた妹さんを亡くすなど私生活での苦労も多かったようですが、伝説の名人達と新進の若手をつなぐ橋渡しの役割を果たしてきたように思います。出来れば思い直してもう一度高座に上がる日が来ることを願っています。

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オヤジのぼやき

最近芸能人や有名人が結婚式を挙げることを挙式という言葉で表現することが耳障りに感じます。他人事とは言え、慶事なので目くじらを立てることはないのですが、テレビ局のアナウンサーまでが、「挙式を挙げる」、「挙式を行う」などと言い出すと「結婚式を挙げる」、「式を挙げる」、「挙式する」じゃないのかとツッコミを入れたくなるのは私だけでしょうか?

本来否定の言葉であるはずの全然を肯定の意味で使うことも、芸能人(これもギョーカイと言うのが流行りらしいですね)の証のように思われているようですが、ちょっとどうかと思います。奇をてらうことで注目を集めたいのは判りますが、もっと普通の言いまわしで感心させて欲しいものです。

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