2017年8月14日 (月)

猛暑を逃れて

連日暑い日が続いていますが、どういう訳かお盆のタイミングで天気が微妙な微妙です。我が家は今日から友人夫婦と2泊3日で山間のキャンプ場に来ています。清流のほとりにあるキャンプ場は大入り満員ですが、流石は山のキャンプ場で涼しさ満点です。

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緑の中のこじんまりとしたテントサイトです。どうですか?少しは涼しい雰囲気が伝わりましたでしょうか。

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2017年6月11日 (日)

安倍奥に故人を偲ぶ

今日は山で逝ってしまった友人を偲んで、静岡市の安倍川上流の山伏(やんぶし、2014m)を登って来ました。山伏は手軽に登れる2000m峰として、静岡県の岳人に愛され、富士山や南アルプスの南部の展望台として、四季を通じてよく登られています。

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登りだして直ぐ目についたのが、フタリシズカです。山伏には数えきれないくらい登っていますが、恥ずかしながらこの山でこの花に気が付いたのは初めてのような気がします。

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山伏へのルートはいくつかありますが、本日は沢沿いに登る西日影沢のルートからです。このルートは行程の下半分が沢沿いなので、水の心配をしなくて良いのと、樹林帯を辿るので、悪天候の時にも安心して行動できるのが人気の秘密です。

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今は新緑がとてもきれいな季節です。あまりに見事すぎて感覚がマヒしてしまいそうになりますが、次々と新たな感動が飛び込んで来ます。

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ウシハコベでしょうか?

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静岡県の山全般に言えることですが、各地で笹が消えかけています。かつては笹が生い茂っていた所でも、次々に笹が消えています。ここもずいぶん背丈が低くなっていました。

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頂上付近に咲いていたツマトリソウ。毎年感心するのですが、例年この時期に追悼登山を行っていますが、既に梅雨入りしているにも関わらず、ほとんど雨に降られたことがありません。もしかしたら、空の上の友人が再会を楽しみにしてくれて、この日だけは雨が降らないように手を回してくれているのかも知れません。

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2017年5月30日 (火)

マダニ感染症予防について

近年西日本を中心にマダニが媒体となるウィルスによる感染症、「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」による被害を伝えるニュースが増えています。最近も昨年平戸市で草刈り作業をしていた60歳の男性が9月に感染し、10月に入院先で死亡し公務災害に認定されたことが伝えられました。

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厚労省の資料から年代別の発生数と死亡率をグラフにしてみました。

このグラフから50代以上の患者から死亡者が出ていますが、それ以下の年代では死亡者が出ていないことが判ります。ただ、40代以下の発生数が少ないことから、十分なサンプル数とは言えず、発生数が増えれば死亡する患者が出ないとは言い切れません。

また高齢者の発生数が多くなっていることから、高齢化により免疫力が低下したとも考えられますが、山林に入る作業に従事している年齢が高齢者に偏っていることがありますので、一概に高齢者に感染者が多いとは言い切れないかも知れません。

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こちらは男女別の発生数と死亡率ですが、男女による患者数、死亡率に差は見られません。

ではこのようなマダニによる感染を防ぐにはどうしたら良いでしょうか。一番確実なのはマダニが潜んでいる草むらや山林に近寄らないことですが、私に周辺の過去のマダニに噛まれた事例を見てみると、休憩などで地面に腰を下ろした際にマダニに取りつかれてしまったように思われます。休憩時には地面や切り株に直接触れるのは避け、レジャーシートなどを敷いてその上に腰を下ろすのが良いと思います。また手足を極力露出しないことを心掛けることも大切です。

また、積極策として忌避剤を塗布するのも効果があるようです。私はヒル除けに「ヤマビルファイター」と言う噴霧式の忌避剤を使っていますが、ヒルだけでなくマダニにも効果があるようです。これは「ヤマビルファイター」の主成分のディートがマダニの忌避剤としても有効とされているからです。最近ではSFTS予防のため、ディートの濃度を高めたものが認可されているようですから、それらを使うことをお勧めします。

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2017年5月22日 (月)

新緑の麻布山を満喫

新緑の季節となり、昨日は閑人倶楽部のメンバーと浜松市北部の水窪町にある麻布山(1685m)に行って来ました。昨年から途中の林道が通行止めになっていましたので、2年ぶりの再訪です。ここは手軽に登れる山なので、初心者にも人気がありますが、このところめっきり老いが進んでしまった我が家のワンコが登れるか少々悩みましたが、連れて行くことにしました。

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入山早々に出会った不思議な植物。色々調べてみても、名前がわかりません。恰好はオニクに似ていますが、どうも違うようです。

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樹林の中で咲いていたユキザサ。これからが季節のようです。

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気のせいか、年々バイケイソウが増えているような気がします。

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広葉樹の見事な大木。過酷な自然の中で生命力の強さを感じました。

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光のグラデーション。逆光に透かして見るときれいです。

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日陰に遅咲きのアカヤシオが残っていました。

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急坂もなんとか登り切ってくれましたが、やはり体力の衰えは歴然でした。かつてはリードをグイグイ引っ張って登って行きましたが、昨日は私の後について同じペースで歩いてくれました。

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頂上近くに沢山咲いている白花のカタバミ。

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上から見たところ。上の写真と同じ植物とは思えないほど花の形が違っています。

お天気が良すぎてワンコには厳しい条件となってしまい、老体には応えたようでしたが、最後まで頑張って歩き通してくれました。このクラスの山はこれが最後になるかも知れません。

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2017年5月 7日 (日)

エベレスト最高齢チャレンジ登山者が急死

エベレスト(8848メートル)の史上最高齢の登頂記録に挑戦していたネパール人男性登山家ミン・バハドゥール・シェルチャンさん(85歳)が6日、エベレストのベースキャンプで死亡しました。医師によれば、心臓発作の可能性があるということです。

シェルチャンさんは2008年に76歳で登頂に成功、2013年に80歳の三浦雄一郎氏に塗り替えられるまで最高齢記録を保持しており、再度記録を塗り替えそうとチャレンジを続けていました。エベレストは高所のため、滑落などの行動中の事故だけでなく、健康な登山者でも肺水腫や脳浮腫などの高山病で命を落とすことがあります。まして高齢者ともなれば、それだけリスクが高まるので、こうした事故が起きても不思議はありません。

個人の意思で行なわれたことで、いわゆる自己責任の世界ですから誰を責めることもできませんが、先日の女子大生による7大陸と南北の局地の踏破、「エクスプローラーズ・グランドスラム」の最年少記録達成など最年少や最高齢を競う傾向は好ましいとは思われませんので、自身の技量や体調に合わせた行動に徹することが望ましいのではないでしょうか。

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かく言う私は3000mでアップアップですが・・・。

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2017年4月 7日 (金)

岐阜県が登山条例違反で初の罰則適用

岐阜県は平成26年12月1日から指定する山域への登山に際し、登山届の提出を義務付ける県条例を施行、平成28年12月1日から白山を除く区域で未提出、または虚偽の提出をした場合に5万円の過料を科す罰則規定を施行しています。

これまで罰則が適用されたことはありませんでしたが、3月に無届登山をして遭難し、救助された男性に対し、初の罰則を適用し5万円の過料を科す処分を決定したと6日に発表しました。この男性については詳しく触れられていませんが、北アルプスの西穂高岳ではたびたび滑落事故があり、県警のヘリによる救助が行われています。

岐阜県では平成26年9月の御嶽山の噴火による遭難事故の際、登山届の提出が徹底されていなかったことが救助活動に支障したことから対象を広げ、提出を呼びかけています。北アルプスでは双六岳~槍・穂高岳~焼岳、双六岳~笠ヶ岳~錫杖岳の稜線で囲まれた範囲で、12月1日から4月15日までが対象となっていました。

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シルエットの槍ヶ岳です。

近年、遭難における救助要請が増え、これに対応するために救助訓練を行っていた長野県の防災ヘリが墜落する事故がありましたが、無謀な登山による事故防止の観点から罰則の適用は止むを得ないと思います。過料5万円は命の値段と思えば、決して高い金額ではありませんが、この金額が引き上げられることがないよう、節度を持って行動して欲しいものです。

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2017年4月 3日 (月)

カタクリ山にリベンジ

今年は桜の開花が遅れましたが、カタクリも同様でした。先月23日に地元のカタクリの自生地に行ったところ、例年満開だった花がたった1輪だけと言う寂しい有様でした。天気予報で今日は終日晴れで気温も高めとのことでしたので、無職の特権で急きょカタクリ山に行って来ました。

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一抹の不安を感じながら、山道を辿るとありました。前回とは違って、そこかしこにカタクリの花が見られました。でも、やはり例年よりも少ない感じです。

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それでも太陽を浴びて花たちも一生懸命花弁を広げてくれていました。

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白いカタクリは残念ながら半開きの状態で残念。
持参した材料で頂上で焼きそばを作り、カタクリの花を愛でながらの贅沢な昼食を取りました。

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すると、まあなんと言うことでしょう・・・・。半開きの花がすっかり開いていてビックリ仰天です。これも日頃の行ないのせいでしょうか。

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今年のカタクリは一斉に花開く感じではなく、日当たりの良い所から順次咲き始めたようで、どうも花が少なめです。それでも先日のことを思えば花が一杯で、今年もたくさんの元気をもらうことができました。

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2017年3月29日 (水)

栃木県教委が高校生の冬山登山禁止を検討

栃木県教育委員会は那須の雪崩事故を受け、これまで登山計画審査会で審査した上で認めていた高校生の冬山登山について全面的に禁止する検討を始めた模様です。

スポーツ庁は高校生の冬山登山を原則として行わせないよう各都道府県教委に通知しており、今回の事故後の28日にも同様の内容で緊急の通知を出しています。

栃木県では高校の部活動で登山する場合、登山計画書を登山計画審査会に提出し、日程や避難経路の設定、装備などの審査を受けて承認を得ることが必要でしたが、これにパスすれば冬山登山でも認められていました。

今回どのような判断で冬山登山を禁止する検討を始めたのか判りませんが、事故があったから禁止では教育の放棄です。今回の安全登山講習会では登山の位置づけではなかったことから登山計画書が作成されなかったとのことですが、例え講習会名目であっても自然が相手ですから、悪天候に遭遇することも十分あり得ます。その場合にどうするかは当然決められているべきでしたが、そうではなかったようです。

であるならば、行なうべきは冬山登山の禁止ではなく、何故計画書が作られなかったのか、急遽決定した訓練は何が問題で、今後どう改めるべきかをとことん究明することです。

登山に限ったことではありませんが、一歩家を出れば様々なアクシデントに遭遇する可能性は全くのゼロではありません。例えば登山で言えば、突然落雷に見舞われて死傷することや、整備された登山道を歩いていても突然落石に襲われることもあり得ない話ではありません。要は確立の問題と事前にどれだけリスクを軽減するかであって、山に行かなければ安全だと言うのは、交通事故が起きるから自動車の使用は禁止しようと言うのと同じくらいナンセンスです。

今回の講習会を主導した高体連の登山専門部委員長は山岳指導員の資格を持っていたそうですが、多くの山岳専門家が今回のラッセル訓練の場所選定や方法、タイミングに疑問を呈しています。犠牲者の死を無駄にしないためにも、安全登山のために何をすべきか、真剣な究明が望まれます。単なる冬山登山禁止で幕引きとすることには断固反対します。

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美しい雪山ですが、常に危険と隣り合わせです。安全を心掛け、安易な気持ちで足を踏み入れてはいけません。

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2017年1月 9日 (月)

初歩き

年末はテント泊で富士山を望む山に登るつもりでしたが、よんどころない事情で断念。だらだらと正月を過ごしていましたが、少し体もなまったので今年の初歩きとして湖西連峰に登って来ました。

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7日は移動性高気圧に覆われて、素晴らしい晴天に恵まれましたが、天気が良すぎて遠くが霞むほどでした。

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目的地は知波田の知波田廃寺跡。親水公園に車を停めて20分ほど登ると途中で林道を横切ります。ここからは傾斜も緩くなるので、足取りも軽くなります。

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炭焼き跡。ガスが普及する前は木炭が燃料として使われていました。木炭の原料として雑木を伐採したので、山の木々の生育も良かったようです。

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知波田廃寺跡。大規模な山岳寺院でしたが、現在は礎石が残るのみです。

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新しく建てられた警告看板。国の指定だったとは知りませんでした。

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知波田廃寺から見た浜名湖。1月とは思えない、のどかな風景が広がっていました。

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2016年11月15日 (火)

紅葉の岩古谷山へ

各地から紅葉の見ごろの便りが聞かれるようになりました。今年は気温の高い日が続きましたので、紅葉の見ごろがどうなるのか心配されましたが、どうやら標高1000m付近が見頃を迎えているようです。樹木の種類や陽当たりによっても紅葉の時期は微妙に違って来ますので、思わぬ所で見事な紅葉に出会うことも紅葉狩りの楽しみのひとつです。

日曜日に友人たちと岩古谷山(799m)に行って来ました。岩古谷山は愛知県設楽郡設楽町の東にある岩山で、ルート上には鉄のハシゴや鎖場もありますが、比較的簡単に上ることができるので初心者にも人気の山です。

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堤石峠から見た平山明神山方面。かなり紅葉が進んでいます。

和市の登山口から十三曲がりと呼ばれるつづら折りの登山道を登ると堤石峠に出ます。ここから左手に取れば平山明神山、右手に進めば岩古谷山ですが、この日はお年寄りの団体が先行しているので大渋滞でした。

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植林の常緑樹に混じっているので、ひと際目を引きます。やはり太陽があるのと無いのでは雲泥の差です。

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黄葉と紅葉の競演ですが、少し時期が早いようです。

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歩きながらの撮影なので、常にベストポジションが得られる訳ではありませんが、オッと感じたものを撮ってしまいます。

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燃えるような紅葉にやっと出会えました。構図は少々難ありですが、この位置からが一番きれいに見えました。

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頂上から見た鹿島山(912m)と大鈴山(1012m)。標高が高い分、紅葉も進んでいるようです。

頂上からは堤石トンネルへのコースで下山、登り以上に変化に富んだルートで楽しめましたが、陽当たりの関係からか、紅葉はイマイチでした。

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