2018年2月 1日 (木)

皆既月食を撮影

昨夜は皆既月食で、各地で天体ショーが楽しめたようです。当初の天気予報では当該時刻は曇りの予報でしたので、半ばあきらめていたところ、月食開始時刻になってもきれいな満月が出ていたので、慌ててカメラを持って外に飛び出しました。

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カメラのセッティングに手間取り、撮影開始は9時6分で、既に相当月食が進んでいました。

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ほぼ皆既状態となった10時24分頃の月。本来なら真っ暗になりそうですが、地球からの光、地球照によってかなり明るく赤い月が見られました。

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月が欠けて行く様子を1枚にまとめてみました。最初は適当に写していましたが、途中からタイマーを使って5分おきに、更に皆既状態となってからは3分おきの撮影です。

残念ながら皆既月食が最大になった頃から雲に覆われてしまい、満月に戻る様子は見ることも、撮影することもできませんでした。

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2018年1月31日 (水)

民間企業が和歌山にロケット発射場を建設

超小型衛星を搭載したSS-520 5号機が来月3日に打ち上げ予定ですが、超小型衛星の打ち上げ商業化を目指す「新世代小型ロケット開発企画㈱」が和歌山県にロケット発射場を建設するとマスコミ各社が伝えています。

「新世代小型ロケット開発企画㈱」はキヤノン電子、IHIエアロスペース、清水建設、日本政策投資銀行が出資して設立した会社で、資本金は1億円。出資比率はキヤノン電子が70%、IHIエアロスペース、清水建設、日本政策投資銀行がそれぞれ10%となっています。キヤノン電子の比率が高いのは衛星製造で本業の強みを生かせるからと、海外とのビジネス経験が豊富で、受注活動で主導的な役割を果たしたいとの思惑によるものではないかと推測します。

最初に報じたのは1月26日で、日経と産経がほぼ同じ内容で伝えましたが、日経が和歌山県としていたのに対し、産経は和歌山県串本町と具体的な地名を挙げていました。

次に伝えたのは29日にNHKでしたが、こちらは建設を予定と言うことで、具体的な地名は一切挙げていませんでした。「新世代小型ロケット開発企画㈱」は打ち上げ発射場の建設と共に打ち上げ用の小型ロケットの開発を目指していますが、こちらは実績が豊富なIHIエアロスペースが主導して行われるのではないかと考えますが、超小型衛星の打ち上げビジネスを成功させることが目的なので、海外から調達することも十分あり得ると思われます。

機体規模としては全長23.8m、直径1.41m、重量48.7トンでペイロード300kgの打ち上げ能力を持っていたM-4Sロケットを一回り小さくしたしたサイズになるのではないかと思われます。民間のロケット打ち上げビジネスは堀江貴文氏が関与する「インターステラテクノロジズ」が先行していましたが、昨年の打ち上げで、ロケット強度の不足が露呈するなど、マンパワーが不足し、技術的な総合力が追いついていない気がします。

「新世代小型ロケット開発企画㈱」はこれまでペーパーカンパニー同然でしたが、実際の発射場を手にすることで、具体的な活動を本格化することが期待されます。

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SS-520 4号機打ち上げの瞬間 (出典:JAXA)

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2018年1月20日 (土)

SS‐520 5号機打ち上げ予定決定

昨年12月28日に打ち上げが予定されながら、バルブの圧力センサー異常が見つかり、打ち上げが延期された超小型ロケットのSS‐520 5号機の打ち上げが2月3日14時から14時20分と発表されました。SS‐520は元々は無誘導2段式の気象観測ロケットですが、第3段を搭載することで、極小衛星を打ち上げようというものです。

先日打ち上げられた中型固体式ロケットのイプシロンの場合、最終的に打ち上げコストを30億円に抑えることで、途上国向けの衛星ビジネスにつなげようとの思惑があり、既に一部の受注に成功しています。SS-520 4、5号機は1機10億円と言われていますが、打ち上げ可能な重量はわずか10Kgです。これはこれで意味があるのですが、商業的に成功させようとすれば、もう少しペイロードを大きくする必要があります。打ち上げペイロードを大きくするために機体を大型化すれば打ち上げコストは上がってしまいます。イプシロンの30億円と言う壁がある以上、そんなには高い価格の機体にはできません。

何か水を差すような話になってしまいましたが、今度の打ち上げは大変野心的な計画なので、是非成功させて欲しいと思っています。

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2018年1月16日 (火)

イプシロン3号機が3度目の打ち上げ延期

ロケットの打ち上げはどんなに緻密な計画を立てたとしても、最後は当日の気象によって日程が変更されることがあります。特に我が国のような周辺を海に囲まれた立地では、台風や低気圧の接近によって日程の変更を余儀なくされますが、どんなに科学が進歩しても、お天気だけは天に祈るしかありません。

新型固体ロケットのイプシロン3号機は当初2017年の11月17日の打ち上げ予定でしたが、搭載機器に異常が見つかり、打ち上げ延期となりました。機器の点検が終わり、2018年1月17日に再設定されましたが、今度は低気圧の接近で気象条件が合わず、翌18日午前6時6分11秒に再度繰り延べとなりました。現時点での当日の肝付町の午前6時の予報は快晴で降水確率は0%とこれ以上ない好天が予想されています。

イプシロンロケットは打ち上げコストを抑え、中型衛星を安く、必要なタイミングで打ち上げられる体制を目指していますので、今回の打ち上げも是非成功させて、今後の宇宙開発発展の起爆剤として欲しいものです。

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イプシロン2号機の打ち上げの瞬間(出典:JAXA)

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2018年1月 2日 (火)

スーパームーン再び

今日は新年早々、今年最大の大きさの月が見えるスーパームーンでした。お正月気分ですっかり忘れていましたが、急に思い出して撮影しました。確かに大きな月でした。

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2017年12月28日 (木)

SS‐520ロケットの打ち上げが再度延期

世界最小ロケットによる衛星打ち上げを目指し、本日に予定されていたJAXAのSS‐520ロケット5号機は機体に異常が発見されたため、点検のため来月半ば以降に打ち上げが延期になりました。

トラブルは、姿勢制御に使用する窒素タンクの圧力センサーで、打ち上げ前の点検時に異常値を示したことによるもので、部品を群馬県の工場に送り点検を行うことになっています。

SS‐520ロケットは2段式の固体燃料を使った観測用ロケットですが、3段目を追加して超小型の衛星の打ち上げを目指しています。今年1月の打ち上げでは、機体の振動で飛行情報を地上に送信するテレメトリーへの電源ケーブルが損傷して打ち上げは失敗しており、今回は再チャレンジとなっていました。

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打ち上げ直後のSS-520ロケット (出典:JAXA)

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2017年11月15日 (水)

観測ロケットSS-520で衛星打ち上げに再チャレンジ

13日にJAXAが発表したところによれば、観測ロケットSS-520による超小型衛星の打ち上げ実験が2017年12月25日に決定したようです。SS-520は2段式の固体燃料エンジンを搭載した観測ロケットですが、3段目に超小型衛星を搭載して衛星打ち上げの実証事件を行うことになり、今年の1月15日に4号機の打ち上げを決行しましたが、配線のショートによるトラブルが発生し、発射後に指令爆破して打ち上げは失敗しました。

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ランチャーに据えられたSS-520 4号機です。 (出典:JAXA)

当初打ち上げは1回限りの方針でしたが、失敗の原因が機体の仕様上の問題でなかったことから、再チャレンジすることが表明されていました。

再打ち上げの予定日は12月25日の10:00から14:15の間ですが、予備日として2018年1月31日までを予定しています。搭載する衛星は東京大学が開発したTRICOM-1Rで重量が3Kg、大きさは116mmX116mmX346mmと小さな段ボール箱程度ですが、カメラを搭載しており地上を撮影して送信することが可能となっています。

前回は大変悔しい思いをしましたが、今回は是非成功させて欲しいものだと思います。

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2017年10月10日 (火)

みちびき4号機打ち上げ成功

準天頂衛星の「みちびき4号機」を搭載したH-IIAロケット36号機は、本日午前7時01分37秒に種子島宇宙センターから打ち上げられ、午前7時30分に衛星を分離し、打ち上げは成功しました。これでみちびき衛星システムの当初の4機体制が完成することになり、2018年度の運用開始を目指すことになります。

今回の成功によりH-IIAロケットは30回連続での打ち上げ成功となり、H-IIAとしての成功率は97.2%、H-IIBロケットを含めた成功率は97.6%となりました。

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今回のみちびき4号機と同型の2号機の外観です。 (出典:JAXA)

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2017年9月30日 (土)

イプシロン3号機、打ち上げ延期

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は29日、今年11月に打ち上げが予定されていた個体燃料ロケット、イプシロンロケット3号機について、機体点検中に不具合が見つかったとして打ち上げを延期すると発表しました。イプシロン3号機は小型で高性能、低コストな地球観測を目指すレーダー観測衛星「ASNARO(アスナロ)2」を11月に打ち上げる予定でしたが、飛行中の圧力や温度などのデータを収集する装置に異常が見つかり、装置を製造メーカーに送って対応することから日数が必要と判断され、打ち上げ延期を決断したものと考えられます。

大変残念な結果ですが、みちびき3号機を搭載した先日のH-IIAロケット35号機の延期のように、事前に異常を検知し、万全を期して再トライする方法を取り入れていることは闇雲に打ち上げを強行して失敗するよりも大変優れたやり方だと評価します。

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イプシロン2号機の打ち上げの様子です。 (出典:JAXA)

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2017年9月27日 (水)

みちびき4号機のH-IIAロケット36号機は10月10日打ち上げ

日本版GPSの構築を目指す、準天頂衛星システムのみちびき4号機が10月10日にH-IIAロケット36号機で打ち上げ予定です。みちびきは日本上空を8の字の軌道で周回する3機の衛星と、赤道上に静止する静止衛星1基の組み合わせで、正確な位置情報を提供するシステムです。常に日本上空に1機以上が止まるため、GPSと違ってビルや山間の谷間でも電波が受信しやすい利点があります。

2010年9月に実証機の1号機が打ち上げられ、システムの有効性が検証されましたが、2号機以降の計画は進展せず、2013年にやっと正式に計画が確定しました。2018年の運用開始を目指して今年中に相次いで3機を打ち上げることになり、これまで2、3号機が打ち上げられ、所定の軌道に投入されています。

4号機はシステムを構築する上で欠かせないもので、安定した運用をするために将来は7機による体制を目指しています。準天頂衛星システムは正確な位置情報を提供することから、カーナビの位置精度の向上や工事車両や農業耕作車両の無人運転を可能にするなど国民生活の向上に役立つものと期待されています。また、3号機には災害時の安否確認に使用するメッセージ通信機能が搭載されており、こちらの機能も注目されます。

準天頂衛星システムは民生面だけでなく、正確な位置情報で安全保障の分野での活用も視野に入れているものと考えられますので、早期の運用開始が待たれます。

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