2018年8月30日 (木)

エアコン故障の老人病院で5人が死亡

岐阜市の老人病院でエアコンが故障したにもかかわらず、入院患者に適切な対応が取られなかったことから28日までに恒例の患者5人が熱中症とみられる症状で死亡し、警察が殺人容疑で捜査に乗り出す事態となっています。

この病院では集中管理の大型エアコンを使用していましたが、20日に3、4階部分が故障しました。一部の患者はエアコンが利かなくなった病室にそのままの状態で取り残されていたと言うことです。病院側は応急処置として各部屋に扇風機を設置したと言っていますが、10帖ほどの部屋に家庭用の扇風機1台では全く用をなしません。冷風を送風する冷風機を設置するなり、一時的に他の医療施設に転院するなどの措置が必要だったと思われますが、これらが検討されることもなかったようです。

また、エアコンについては定期的な検査を行っておらず、何時設置されたものかも現時点では明らかになっていません。

一般に鉄筋コンクリートの場合、日中に日照によって蓄えられた熱が、夜間になってから室内に放出されるため、却って夜間の方が室温が高くなると言われています。亡くなった5人のほとんどが朝方にかけて亡くなっているのも、こうした見方を裏付けています。

高齢者など体温調節が上手く行えない人に対しては、エアコンなどを積極的に使用して熱中症を予防することは、もはや常識とさえなっているのに、医療機関がこれを全く無視するかの対応を取っていたことに驚きを隠せません。考えたくないことですが、老人医療がビジネスとなってしまい、今回のトラブルが利用されたとしたら恐ろしいことです。警察の厳正な捜査が期待されます。

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2018年8月13日 (月)

呆れた警察

大阪府の富田林警察所から30歳の容疑者の男が逃走した事件ですが、詳細が判るにつれてどうしようもない実態が明らかになりました。

昨夜弁護士の接見のために接見室に連れてこられた容疑者は、接見終了後もなんの監視も受けずに接見室に留まり、仕切りのアクリル板を壊して弁護士が退出したドアから逃走したようです。弁護士の接見には警察官の立ち合いが認められないため、接見室には容疑者と弁護士の二人だけの状態となっていました。弁護士には、接見終了時に警官に声をかけるように依頼していたと言うことですが、何故か弁護士は終了したことを告げずに黙って警察を後にしていました。

普通に考えれば、接見室に警察官がいないので、接見が終了したことが警察に伝わらないと思いそうなものですが、この弁護士はそんなことは露ほども感じなかったようです。また、富田林署では接見室のドアが開いた時にブザーがなる装置が設置されていましたが、弁護士が通知してくれるからと電池が抜かれていたために、全く用をなしていませんでした。

結局、警察が容疑者の逃走に気付いたのは、接見が終了してから2時間近く経った午後9時45分頃であり、周辺の民家への通報は翌朝になってからと言う失態振りです。その間、留置場の監視員は容疑者が戻っていないことを把握していなければならないのに、全くのノーマークだったのは責任の放棄に等しい無責任ぶりです。

この春、西日本では愛媛県の刑務所から受刑者が逃走し、連日大掛かりな捜索が続いた騒ぎがあったばかりですが、富田林署には緊張感と言うものが全くないようです。愛媛の事件では逃走した受刑者が次々と窃盗を重ねましたが、今回の容疑者も犯罪を引き起こす可能性は十分あります。そのことを考えれば一刻も早く地域に周知して、安全に配慮すべきでしたが、失態を知られたくなかったかのような後手後手振りです。

富田林警察署は、容疑者がこれ以上の犯罪を重ねる前に身柄を確保しなければなりませんが、今回の事件の問題点の洗い出しと再発防止についても不眠不休で取り組まなければなりません。

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2018年6月27日 (水)

警官刺殺、小学校銃撃事件

昨日、富山市の交番で元自衛隊員の男が応対した警察官を刺殺、奪った拳銃を持って近くの小学校を襲撃し、正門付近で交通整理をしていた警備員の男性を射殺する事件が起きました。容疑者(21歳)は昨年3月まで陸上自衛隊に勤務して、格闘術などを習得していたと考えられています。容疑者は複数の刃物を所持し、警備員を射殺したところで駆け付けた警察官2名に発見されました。

警察官は動くと撃つと警告しましたが、刃物を持って向かった来たので、それぞれが1発ずつ拳銃を発射、内1発が容疑者の腹部に命中し、殺人罪で現行犯逮捕されました。容疑者は銃撃によって内臓を損傷しており重体だということです。

友人の死に接し、ショックを受けているところにとんでもない事件が起きたものです。交番は事件の相談や道案内、拾得物などで一般市民にとっても、馴染み深い場所です。不在の場合でも電話連絡ができるようになっており、開かれたイメージが定着しています。

容疑者はこの低い敷居を逆手に取って、銃を奪う目的で交番を襲撃し、居合わせた警官を刺殺しています。警察官はこの手の刃物による襲撃に備えて、防刃ベストを着用していますが、今回は着用していたかは明らかになっていません。

警察官が襲われて拳銃を奪われる事件は1982年以降今回を含めて16件起きており、およそ2年に1回起きていることになります。我が国では銃に対する管理が厳しいため、銃を入手する手段として警察官が襲われており、警察官の殉職もたびたび発生しています。本来治安を守る立場の警察官を襲って銃を奪うことは、それを使った犯罪を意図したもので二重の犯罪を犯すことになります。これまで警察は、銃の使用について慎重な立場を取って来ましたが、警察官の殉職を受けて必要な場合には躊躇わずに使用するように方針を転換しています。

今回、威嚇発砲なしで容疑者に発砲していますが、最初の事件の凶悪性や、児童多数が在校する小学校を襲撃していることから、発砲は正当な行為だったと考えます。今後、同様の事件が起きた場合、第二の事件が起きて新たな被害者を出さないために、警察官に拳銃を携帯させるだけでなく、離れた位置から相手を制圧できるショットガンやアサルトライフルの部隊を投入し、投降しなければ銃撃によって早期に制圧することも考えるべきです。その上で、犯人には死刑、もしくは釈放の無い無期懲役を科すことで、犯行に対する抑止力とし、再発の根を絶つべきだと思っています。

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2018年6月12日 (火)

東京高裁が袴田事件の再審請求を棄却

11日午後、東京高裁は袴田事件の再審請求で静岡地裁が認めた再審請求について、地裁決定の根拠のDNA鑑定を「過大評価」と判断し、これを認めない決定をしました。はっきり言って東京高裁はボンクラの揃いで、法の下の正義の資格を自ら放棄した無能集団です。

袴田事件では容疑者の強引な逮捕以後、違法な過酷で長時間の取り調べを連日行い、容疑者を心神耗弱の状態に追い込んで、自白を誘導しました。この間の経緯については警察・検察はひたすら隠蔽し、裁判所は盲目的に調書を鵜呑みにして有罪判決に加担しました。違法な取り調べのテープが最近になって明らかになったり、行方不明とされた証拠物を撮影したネガフィルムがひょっこり見つかるなど、警察のやりたい放題だった捜査の状況が今更ながら彷彿される状況です。

何より容疑者逮捕の時点で、犯行時の着衣はパジャマとしたのに、後日別の衣類が何度も捜索したはずの味噌樽の中から、見つかると言う悪代官が登場する時代劇そっくりの展開です。しかもお笑いなのは、長期間味噌に使っていた筈の衣類はほとんど変色しておらず、弁護側の再現実験の結果とあまりに違っていても裁判所は見て見ぬ振りです。

何より驚くのは、これらの見つかった衣類はサイズが小さ過ぎて被告は着ることができなかったのに、味噌に浸かったことにより縮んだと嘘八百を述べましたが、再現実験ではほとんどサイズの縮みは確認されませんでした。また、警察は衣類の「発見」後に容疑者の実家を捜索し、共布が見つかったと証拠申請しましたが、発見の直前にメーカーから同じ布を入手しており、いかにも不自然です。もし本当に犯行時の着衣なら共布は衣類発見時に処分されているべきもので、不自然に発見される様は、ドラマの悪徳刑事の手口そのものです。

これらの明らかに事実と相違する証拠品について、裁判所は目を瞑ったまま、頑なに弁護側の主張に耳を傾けようとはしませんでした。これは明らかに警察・検察を擁護するために、被告の利益を無視した司法にあるまじき態度で、許せるものではありません。

そもそも、本事件は容疑者の勤め先の専務一家に強盗に入った末に家族4人を殺害したと決めつけていますが、普通に考えれば面が割れている専務の自宅に押し入るよりも、見知らぬ金持ちに押し入る方がはるかに合理的です。警察・検察の事件の筋立ては荒唐無稽としか言えないもので、このような稚拙で誤った捜査を高裁、最高裁が追認し、今また高裁が支持することは、我が国の裁判史上最大の汚点と言っても差し支えない愚挙そのものです。東京高裁よ、まともな神経を持っているなら恥を知るが良い。

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本件とは全くの無縁ですが、京都府警本部です。

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2018年6月11日 (月)

新幹線刃物死傷事件

走行中の新幹線のぞみの社内で乗客3人がが刃物で襲われ、男性一人が死亡、女性二人がケガをする事件が起きました。犯人の男は、通路側の背に座っており、新横浜から乗り込んだ女性客が窓側に座り、テーブルを使おうとしたところ、いきなり刃物で襲い掛かかったということです。

亡くなった男性は、この女性を庇おうとして犯人に襲われたものと見られています。男は刃渡り30センチのナタともう一本の刃物を持ち込んで犯行に及んでいました。犯人の周辺からは、男は自殺をほのめかしたり、刑務所に入所をする願望を口にしていたとのことですから、もしかしたら無差別殺人をすることで、逮捕され、死刑になって命を絶とうと考えたのかも知れませんが、無責任にもほどがあります。こんな男の身勝手な願望の犠牲となって突然命を落とすことになった38歳の男性が哀れでなりません。

それにしても、新幹線の安全管理には問題があると言わざるを得ません。2年前に乗客が車内にガソリンを持ち込み、走行中に床にまいて火を点けて焼身自殺を図る事件があり、巻き込まれた女性客が亡くなる事件がありました。この時、乗客の手荷物検査を実施すべきとの声が上がりましたが、利便性を優先するとの結論になり、車内に監視カメラを設置する対策だけが取られることになりました。

確かに新幹線の場合、短時間に多数の列車を運行していますので、全ての手荷物を時間を掛けて検査することには課題が多いかも知れません。しかし、通路に金属探知機を設置して、反応があった荷物だけをしらべれば、チェックする件数は相当絞れる筈です。また、過去にも車内で凶行が行われたことがあるのに、何の対策もとらないままで、漫然と運行して来たのも問題です。

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ホームに入線する東北新幹線。

今回は座席を外して犯人に対する盾としたようですが、駆け付けた車掌は犯人に対して何もできませんでした。せめて暴漢に対し、少なくとも運動能力を奪うスプレーやスタンガンの類は常備する必要があったのではないでしょうか。

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2018年5月15日 (火)

容疑者逮捕

昨夜、新潟の女児殺害事件の容疑者が死体遺棄容疑で逮捕されました。容疑者は現場近くに住む23歳の会社員で家族と同居していたと言うことで、黒の軽乗用車を保有していました。詳細は明らかになっていませんが、目撃情報からこの車から容疑者が絞り込まれたようです。意外と早かったなあと言うのが率直な感想でしたが、これ以上長引くと長期化する可能性がありましたので、絶妙のタイミングと言えるかも知れません。

事件報道から、犯人は現場近くに住む30歳前後の男で、車を保有しているのではないかと考えていましたが、23歳だったことと家族と同居していたことは想定外でした。遺体が遺棄された状況を考えると、捜査の手が近辺に及びかねないと危惧して、とにかく周辺から遠ざけようと急いだ結果だったと考えていました。

もう一つ、容疑者は立ち寄った道の駅で任意同行(任意性はかなり疑問ですが)を求められましたが、この道の駅は2年前に私が佐渡を訪問した際、渡航の前後2回にわたって利用した場所です。信濃川に近く、周辺は静かな環境でしたので、あの場所の近くでこのような凶悪な事件が起きたことに改めて驚くとともに、事件の全面的な解明が望まれます。また、類似の事件が再発しないよう、登下校の在り方や防犯器具について、改めて考え直すことが必要と考えます。

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新潟港のフェリー乗り場です。

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2018年4月26日 (木)

TOKIO山口達也が強制わいせつで書類送検

財務事務次官のセクハラ問題が大きな関心毎になっている最中に、衝撃的なニュースが飛び込んできました。TOKIOの山口達也が、自宅マンションで女子高生に無理やりキスをして警視庁に被害届を出され、書類送検されていたと言うものです。

事件は今年の2月、NHKの番組で知り合った女子高生とその友人を自宅マンションに招きいれ、酒を勧めた上に一人に強引にキスをしたと言うもので、二人は逃げて被害を届け出たものですが、その後被害者との間に示談が成立していると言うことです。

事件の発生時期については2月とされているだけで、具体的な日付は明らかにされていません。当時山口達也は、平昌オリンピックの取材で現地に滞在して取材活動をしておりました。想像するに、帰国して気分的に気が緩んだ状態だったのかも知れません。

この事態を受け、各テレビ局は山口達也の出演した番組の放映中止を決めていますが、CMスポンサーも放映を中止する対応をしています。更には農産物のPR活動に起用していた福島県や東京オリンピック・パラリンピックのフラッグツアー特別アンバサダーとして活動しており、今後の取り扱いが注目されます。

日曜日夜の人気番組「鉄腕ダッシュ」のメインメンバーとして各地のロケで活躍していただけに、今回の事態は大変残念です。事件が与える影響の大きさを考えれば、軽率で済まされる話ではありませんし、これだけの騒動となって多くの人に迷惑を掛けた以上は、しっかり反省し、もたらした結果について償って欲しいものです。

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2018年3月15日 (木)

沖縄基地反対運動リーダーに有罪判決

米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設工事に対する抗議活動に伴い、威力業務妨害などに問われた反対派のリーダー、沖縄平和運動センター議長の山城被告に対し、那覇地裁は14日、懲役2年執行猶予3年の判決を言い渡しました。

判決によれば山城被告は昨年1月、米軍キャンプ・シュワブのゲート前にコンクリートブロックを約1500個積み上げて沖縄防衛局の業務を妨害したほか、昨年8月には沖縄県東村で防衛局職員の腕をつかんで約2週間のけがを負わせたとしています。

山城被告は「反対運動への弾圧で、表現の自由が抑圧されている」と主張していましたが、柴田寿宏裁判長は「工事への反対、抗議活動と言う面もあるが、単なる表現活動にとどまらずに実力行使を伴っており、表現の自由の範囲を逸脱している」と述べ被告の行為を有罪と認定しました。

山城被告の主張は荒唐無稽と言うべきもので、本来自由に通行すべき出入口であるゲート前に、ブロック1500個を積む行為自体が表現の自由とはかけ離れたもので、基地の業務を力づくで妨害した威力業務妨害であることは明白です。1500個と言う数は大変なもので、1個が5Kgとすれば7.5トンの重量となるもので、悪質性はかなり高いと言わざるを得ません。また暴力行為については論外です。

被告は抗議活動を勝手に不可侵のものと位置付けてしまっているようですが、目的の如何を問わず、法に触れる行為をすれば場せられるのは当然です。このような移転工事を遅延させることは普天間飛行場の移転を物理的に遅らせることになり、基地周辺の児童を含む住民の安全性を損なうもので、彼らの主張と真逆の結果を招きかねません。この判決を契機として移転工事が進展することを願っていますが、彼らは移転そのものを取り止めることを目的としていますので、まだまだ紆余曲折がありそうです。

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辺野古への移転が待たれるMV-22オスプレイ。 (出典:防衛省)

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2018年2月15日 (木)

空自救難ヘリの墜落原因はバーティゴ

昨年10月の夕方、夜間救助訓練に離陸した空自浜松基地所属の救難ヘリUH-60Jが、離陸後およそ11分後に浜松市の沖合約31Kmの海上にに墜落し、乗員4名が行方不明になる事故が発生。3名はその後海底から遺体となって収容されましたが、1名は今も行方不明になったままとなっている事故の調査報告書が14日に公表されました。

http://www.mod.go.jp/asdf/news/houdou/H29/300214.pdf

報告書によれば、当日は月明かりもなく、NVG(暗視ゴーグル)を着用しても海面が見にくい条件の中、前方の雲を避けるために高度約300mから150mに高度を下げる操作をしました。ところが、降下を確認する機器の応答性が悪く、機長が実際の高度よりも高く認識したまま海面への接近に気付かず、他の乗員も機長に助言をしなかったことから高度異常に気付かなかったと思われる。また海面への接近を知らせる高度警報器が高度75m付近で鳴ったにもかかわらず、機長が発話中で気づかず、そのまま海面に激突したものと推定されたものです。

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墜落前日のエアフェスタ浜松2017で展示されていた事故機のUH-60Jです。

当該ヘリは離陸からわずか11分後に墜落し、離陸後5分に行われた管制塔の交信でも特に異常を伝えていませんでしたので、今回のAH-64Dの事故同様に突然機体にトラブルが生じたのではないかと考えていましたが、機長の空間識失調(バーティゴ)による操縦ミスと結論付けられたのは意外でした。今回の事故は高度を確認するのに昇降率計を用い、その表示に若干タイムラグがあったことに起因したようです。素人考えでは高度計があるのなら、なぜ高度計を使用しなかったのか大変疑問ですが、パイロットにはそうする事情があったと言うことかも知れません。

空自は再発防止策として、以下の5項目を挙げています。

①飛行諸元の確認等、飛行に係る基本操作を教育により再徹底。

②乗組員の連携要領を教育により再徹底。

③電波高度警報への対応要領を教育により再徹底。

④NVGの運用要領の見直し、及び教育により再徹底。

⑤昇降率計の表示遅延の是正。

何やら「教育により再徹底。」のオンパレードですが気になる項目があります。

③の電波高度警報ですが、果たして警報音の音量は適正だったのかと言うことです。そもそも音量が調整できるものかも判りませんが、もし音量が適正でない設定となっていたら、それこそ事故の大きな要因であったのではないでしょうか。

また、⑤の昇降率計の表示遅延の是正ですが、遅延が機器の特性でなく是正できるものなら、何故事前に是正をしなかったのかが大いに気になります。また、そのことをパイロットが知らなかったとすれば重大な教育訓練の不備だったことになります。

今回の報告書はもっともらしいことが書かれていますが、空自としての組織に問題がなかったのかについて何ら言及しておらず、大変物足りない内容です。再発防止策もどちらかと言えばソフト面での対策が大半ですが、間違いをしてしまうのが人間なので、もっとハード対策に重点を置くべきではないかと考えます。ともあれ、今回の事故を教訓として、再発防止に努めて欲しいものです。

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2018年1月 9日 (火)

ライバル選手の飲料に禁止薬物を混入

カヌー競技、カヤックスプリントで日本代表の座を争っていた32歳の選手が、実力では敵わなくなったとして、競技の際に使用される飲料容器に禁止薬物を故意に混入させ、25歳の相手選手が一時出場停止の処分を受けていたことが明らかになりました。

相手選手に有害な物質を与えて、試合を有利に運ぼうとする動きは過去から海外でのボクシングやサッカーの試合で行われたとされていますが、日本国内で同じ日本人に対して行われたのは初めてです。スポーツは様々なルールが決められ、禁止行為が細かく定められています。これは、公平な立場で最高のパフォーマンスを発揮するためで、不正な手段で他の選手の上に立つことは、フェアプレイの精神に著しく反し、許されるものではありません。

カヌー協会は違反選手に8年間の出場停止の処分を科しましたが、用具を盗んで練習や競技を妨害した行為も明らかになっており、除名の処分も検討していると言うことですが、何とも嫌な事件が起きたものです。

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