2020年4月 7日 (火)

ついに非常事態宣言

本日夕方、政府が新型コロナ肺炎に関して、東京、大阪、埼玉、千葉、神奈川、兵庫、福岡の7都府県を対象に、緊急事態宣言を発令する見込みです。緊急事態宣言については、感染者の急増を受け、北海道知事が独断で宣言したことはありますが、法令に基づく発令は初めてとなります。但し、諸外国の戒厳令に近い内容とは違い、外出禁止を伴っておらず、施策も要請にとどまるものとなっていますので、どこまで実効性があるかは判りませんが、事態のステージが一段上がったとの、心理的効果はあるのではないかと思われます。

このような中、慶応大学病院の研修医18人の、新型コロナ肺炎への感染が発表されました。研修医40人で催した会食が感染源とのことですが、病院側が会食禁止の通知をしていたにも関わらず、これを無視して感染騒ぎを引き起こしたことは、医療従事者としての責任感の欠如のみならず、社会人としての資質についても疑いを持たざるを得ない呆れた話です。病院側はこの当事者だけでなく、濃厚接触者となってしまった病院スタッフを現場から切り離すことになり、二重の打撃をこうむりました。情けない話ですが、緊急事態宣言が、このような意識の低い医療従事者の気持ちを引き締めてくれることを期待したいと思います。

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2020年3月30日 (月)

浜松で初の感染者

東京を中心に、新型コロナウイルスの感染が急増しています。今日現在で、国内での感染者数は約1900人に上っていますので、単純計算で6万人に1人の割合で発生していることになります。これまで発生していなかった浜松市でも、先週土曜日に初の感染者が見つかりました。浜松市は感染者のプライバシー保護を尊重したいとして詳細を明らかにしていませんが、状況から今月20日に上京し、知人たちと会食時に感染したものと考えられているようです。感染者の居住区や生活圏、年代まで一切が公表されていませんので、むしろ憶測が風評被害を生む恐れがありますし、周辺で感染者が意識していない接触者がいた場合、感染の把握が遅れることも考えられますので、過度のプライバシー保護より、市民全体の安全を優先すべきではないかと考えます。何にしても、浜松市の人口は約80万人なので、確率から見れば10人前後の感染者がいてもおかしくはないので、現状はむしろ少な過ぎるように感じています。

全国的に見れば29日現在の数字ですが、東京都368人、大阪府192人、北海道172人、愛知県164人、千葉県126人と、人口にほぼ比例する形で感染者が発生しています。この数字と比べると静岡県の今日現在の感染者数8人、浜松市の1人はどう見ても少なすぎる数字です。海外からの帰国者や県外からの訪問者数が、相対的に少ないのかも知れませんが、今後爆発的に増加に転じないことを祈るのみです。

ここに来て、若年層の感染者が目立つようになっています。若者達は発症しても重症化しないからと、自粛要請にも高をくくり、無警戒な行動をして感染しているように見受けられますが、若者でも重症化しない訳ではありませんし、スプレッダーとなって周囲にウイルスを撒き散らすことが少なくありません。自分勝手な行動が、新たな感染者を生み出しかねないことを十分自覚して欲しいものです。

本日は元ドリフターズの志村けんさんが、享年70歳で亡くなったことが明らかになりました。感染の経緯は判っていませんが、仮に彼らの無思慮な行動によって感染したのであれば、取り返しができません。既存薬を使った治療薬の臨床試験も既に一部で始まった模様ですし、中国での投薬結果からは、アビガンの有効性が報告されています。恐らく1、2か月後には治療薬使用の目途が付くのではないかと思われますので、それまでの間、抑制的な行動を取ることが肝要であると思われます。

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2020年3月14日 (土)

コロナ肺炎、愛知県の死者数が突出

新型肺炎の感染者数が増え続けています。新たな動きとして、海外での感染が目立ってきました。エジプトのナイル川のクルーズや、フランスやイタリアからの帰国者から感染者が見つかっており、これまでの国内での感染に加えて、帰国した日本人がウィルスを持ち込む事態についても注意を払う必要が高まっています。そのような中、国内の状況を改めて見てみますと、注目すべき事実が見つかりました。それは、愛知県での死亡数が、他の都道府県と比べて異様に多いことです。

都道府県別の感染者数を多い方から並べると、最も多いのが北海道の137人、次いで愛知114人、大阪92人、東京77人、兵庫56人となっています。では死亡者数はと見てみますと最も多いのが愛知で10人、以下北海道4人、東京2人、兵庫、和歌山各1人となっています。これを死亡率で表すと、愛知8.8%、北海道2.9%、東京2.6%、兵庫1.8%で、大阪は0%です。現在、感染者数・死亡者数とも爆発的に増えているイタリアが感染者17660人、死亡者1266人で7.2%ですから愛知県はイタリアの死亡率を抜いてしまっていることになります。

何故、愛知県の死亡者数が多いのかは良く判っていませんが、高齢者の割合が多く、重篤な症状になり易いことが考えられます。しかし、ダイヤモンド・プリンス号の乗客も高齢者が多数乗船していましたが、現在までの死亡率はわずか1.0%で両者の数字はかけ離れています。感染者の細かな情報が判りませんので、概略だけで判断するのは大変危険ですが、愛知県だけがこれだけ際立っているのには、何か重大な理由があると考えることは当然です。もしかしたら、治療について新たな手掛かりがつかめるかも知れません。

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2020年3月11日 (水)

コロナ肺炎感染者数衰えず

新型コロナ肺炎の新たな感染者数が高水準で経緯しています。ライブハウスやスポーツジムでの集団感染が発生した影響が大きいと思いますが、検査数の増加も影響しているのではないかと思われます。当初、感染の状況が不明でしたが、ここに来てある程度、感染のリスクが高まるシチュエーションがはっきりして来ました。これによって、危険な場所に長く滞在することが避けられるようになりますので、新たな感染が爆発的に増えるとは考えられません。しかし、発症までの潜伏期間が長いことから、既にそのような場所に出入りをしたり、感染者と知らずに濃厚接触してしまったことはあり得ますから、しばらくはこのような水準が続くこともあり得ます。今後1週間程度の発生数がどうなるかによって、拡大が続くのか、終息に向かうのかが、明らかになって来るのではないかと思われます。

11日午前7時現在の国内の感染者数は568人、クルーズ船を含む感染者数は1217人、死者数はそれぞれ12人と19人で、死亡率はそれぞれ2.1%、1.6%となっています。死亡率を外国との比較で見れば、フランスの1.3%、米国の2.0%と比較しても許容の範囲と思われますし、全世界の平均3.5%をはるかに下回っています。死者数で見ても、人口が我が国の半分の韓国の48人と比較して半分以下でとどまっていますので、まあまあの状況と言えるのではないでしょうか。

 

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2020年3月 5日 (木)

新型肺炎、感染者が1000名をオーバー

新型コロナ肺炎の感染が止まりません。昨日は新たに36人の感染が見つかり、とうとう1、000人の大台を超えてしまいました。では、すさまじい勢いで広がっているかと言えば、どうもそうではないようです。感染経路がはっきりしていないケースもありますが、どうもイベント会場や病院、スポーツジムなど、密閉された空間で感染が起きているようで、当初懸念された電車内での感染は今のところ明らかになっていません。

これは、どう言うことなのかと思っていますが、どうも新型コロナウイルスの場合は増殖量が少ないことと関係しているのではないかと思われます。他のウイルスと違って、体内に入ってからも増殖が少ないため、仮に飛沫が口の中に入っても、免疫機能によって体外に排出され感染しないのではないかと思われます。また、ウイルス量が少ないことで、咽頭でサンプルを採取しても検査で陰性になってしまいます。

一方、何故密閉空間で感染してしまうのかと言えば、咳などの飛沫よりももっと小さな飛沫によって感染しているからと思われます。飛沫が小さいために、飛沫にウイルスが含まれていない場合もありますが、長時間滞在することで結果的により多くの飛沫を吸い込むことになり、発症に至るのではないかと推測されます。しかも、飛沫が小さいことで喉の奥まで、場合によっては肺にまで到達してしまうので、発症のリスクが高まると考えられます。こう考えると、当初心配された接触感染のケースはかなり限られるのではないかと思われます。

何にしてもダイアモンド・プリンスの乗員分を含むとは言え、感染者が1000名を超えたということは、単純平均すれば、人口12万人に1人の割合になりますので、今は感染が見つかっていなくても、潜在的な感染者がいる前提で行動した方が良さそうです。ただ、判っている範囲では感染には一定の傾向があるようなので、むやみにナーバスになる必要はなさそうです。

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2020年2月28日 (金)

安倍暴走、小、中、高校の休校要請

昨晩、安倍首相は突然、来週月曜日から新学期まで全国の小、中、高校の休校を要請すると発表しましたが、あまりに唐突過ぎます。この時期、期末を迎えて学校現場では、多くのイベントが予定されており、相当の混乱が起きることを全く考慮していません。まず、喫緊では入学試験、高校の卒業式が控えていますが、月曜日からでは、とてもではありませんが対応のしようがありません。

また在校生についても、授業日数の不足、履行しなければならない授業が控えています。積み残しになった授業をどうするのか、現場では深刻な問題となりますが、文科省からは一切の指示、情報が伝達されていないようなので、首相の暴走、見切り発車であることは明らかです。安倍氏にしてみれば、俺は言うべきことは言ったと言うスタンスですが、国民を大混乱に落とし入れる方針を出しているのに、政府が全く責任を取ろうとしていないのは無責任極まりません。この方針によって児童・生徒の保護者や、保護者が勤務する事業所が就業・雇用の問題に直面することになりますが、厚労省からも何のアナウンスがありませんが、こちらも無責任としか言いようがありません。

感染の拡大防止は大切ですが、社会秩序の維持も大切です。単に学校を休校にすれば済む話では無い筈です。現在、医師からPCR検査を要請しても保健所の承諾が得られないケースが続発している模様です。この状態が改善されなければ、子供だけを家庭に閉じ込めておいても、感染の拡大を防ぐことはできません。もっとバランスを取った対策が求められるのではないかと考えます。

今回の首相発言は実質的に首相指示なのに、形の上では要請なので、そこを逆手に取り、各自治体の独自判断で地域に見合った対応をすることが求められるのではないでしょうか。

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2020年2月17日 (月)

2年連続でインフルに

新型肺炎は拡大の一途で、全国的な広がりを見せ始めています。潜伏期間が長いことから、発症までに多くの人に感染が広まってしまうことで、感染源の特定が困難になってしまうのが困りものです。体調不良を自覚したら、早期に受診をして感染を広げないことを心掛けるようにしたいものです。

さて、新型肺炎も困りものですが、米国ではインフルエンザの患者数が2600万人、死者が1万4000人に達していると言われていますので、感染のスケールが桁違いです。我が国のインフルエンザの年間患者数は、一説には1000万人と言われています。これは、総人口を1億2000万人とした場合、8.3%になり、12人に1人が感染したことになります。しかし、インフルエンザの死亡率は0.1%と言われています。2018年の統計上の死者数は3325人でしたので、死者数から単純計算すれば患者数は333万人と言うことになり、総人口を1億2000万人とすれば、人口の2.8%が感染したことになり、36人に1人の発生率となり、感覚的にはこちらが実態に近いように思われます。

ところで、昨年からインフルエンザの予防接種をしているにもかかわらず、2年連続でインフルエンザに感染してしまいました。昨年は一旦37度台の熱が出たので、念のために受診したところ感染が判明しました。しかし、特に目立った症状はなく、どちらかと言えば周囲への感染を気にしていました。そして今年、今度は家族が感染し、念のため受信したところ今度は私への感染が判明しました。今年度も予防接種をしていたせいか、特に目立った症状も無く、体温も37度以上になることはありませんでした。

私は、これまで何十年もインフルエンザに罹ったことがなかったのに、2年続けて罹るとは不運としか言いようがありません。しかし、物は考えようで、確率的に言えば、めったに起こらないことが起きたのですから、この際、宝クジを買ってみるのも良いのかも知れませんね。

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2020年2月12日 (水)

クルーズ船の感染が拡大

今日も新型肺炎の話題です。船内隔離のストレスが高まって来て、高齢者や体調不良者の処遇が極めて懸念されますが、新たに39名の感染が明らかになり、船内での感染者数が174名となってしまいました。これだけの人数を入院させるのは、かなりの負担となりますが、劣悪な環境の船内に留める訳にはいきませんから、直ちに安全な施設への収容が求められます。幸い、第一次のチャーター便で帰国した人たちが、帰宅できる状況になって来ましたので、症状が出ていない感染者については、この施設に入ってもらうのがよいのではないでしょうか。勿論、発症した際は速やかに所定の医療施設に移ってもらうことが前提ですが、何分数が多いので、利用できるところは利用すべきではないでしょうか。

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人間世界の混乱をよそに、無心にエサを摂る鳥さんを見ていると本当に癒されます。

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2020年2月11日 (火)

クルーズ船高齢者の下船を検討の模様

大型クルーズ船、ダイアモンド・プリンス内での新型肺炎は昨日新たに65人の感染が確認され、拡大の一途をたどっています。乗客からは全員のウィルス検査を望む声も上がっていますが、処理能力の面から実現可能かは未確定となっています。船内での隔離が長引くにつれ、船室内の衛生状態や、体調不良者に対応した食事の提供の不備、持病の治療薬の枯渇問題など、国の管理体制の不備が目立っています。

特に高齢者についてはこれらの問題が健康面に大きく影響するため、早期の状況の改善が望まれており、乗客の代表者たちからも政府に対し要望書が提出されています。これに対し、高齢者について地上の施設への移送が検討されているとの報道がされました。船内での食事は洋食中心となっているようですが、体調不良者にに対しても通常食しか用意されていないとのことなので、おかゆなどの和食が提供できる地上施設への移送は、遅きに失した感があります。政府としては、下船させることで国内での感染者数にカウントされることを避けたかったものと思いますが、そのために高齢者の健康を損ねれば、生命の危険すら懸念されることのなりかねませんから、一刻も早く下船させて良好な環境に置くことが求められます。

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2020年1月29日 (水)

武漢からの帰国第一便が中国を出国

武漢からの帰国希望者を乗せた救援機第一便は、本日午前9時半頃羽田空港に到着予定です。中国への出発が遅れた理由については武漢当局の許可が出なかったと言われていますが、真っ先に確認が取れていなければならない条件だけに、外務省の不手際と言わざるを得ません。状況が切迫し、現地の混乱は深まるばかりですが、相手国の統治に関わる問題なので、同意を得ることは大切です。ドイツは空軍の輸送機の派遣を打診したようですが、軍用機の受け入れはできないので民間機にして欲しいとき許可が出なかったようです。また、伝わる話では米国の救援機と足並みを揃えたとの情報がありますが、帰国希望者数は我が国の方が圧倒的に多いようなので、我が国の事情を優先すべきだったのではないでしょうか。

今回帰国するのは206人と希望者650人の1/3以下です。政府は第二便について中国側と調整中としていますが、現時点で目途はついていません。国内でも、奈良県在住のツァーバスの運転手が、中国人団体旅行者からの二次感染で発病していることが明らかになっています。このまま事態が悪化すれば、更に在留邦人の健康が心配される状況となりますので、早期帰国が望まれます。

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